特許
J-GLOBAL ID:200903088535377421
燃料ラインの残留ガス検出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-309679
公開番号(公開出願番号):特開平10-148163
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 エンジン近傍の燃料ライン中に残留する気体成分を特別なセンサを要することなく検出し、エンジン不調時の原因究明を確実なものとする。【解決手段】 燃料カット条件が成立して全気筒燃料カットが実施された後、設定時間が経過すると、#1気筒のインジェクタに設定噴射パルス幅の燃料噴射パルス信号を出力して設定量の燃料を噴射し、O2センサの出力電圧VO2を所定期間サンプリングしてスライスレベルSLと比較する。そして、VO2>SLのときには、デリバリパイプ内には残留ガスが無いと判断し、VO2≦SLのとき、#1気筒に噴射された燃料が設定パルス幅に相当する量よりも相対的に少なく、デリバリパイプ内に残留ガスが存在すると判断する。これにより、特別なセンサを要することなくデリバリパイプ内の残留ガスの有無を検出することができ、残留ガスによるエンジン不調が発生した場合においても、確実に原因を究明することができる。
請求項(抜粋):
エンジン近傍の燃料ラインに、この燃料ライン内の気体成分を特定気筒のインジェクタからパージさせるための機構を備え、エンジン運転状態が設定条件を満足するとき、上記特定気筒のインジェクタのみから設定量の燃料を噴射させる手段と、上記特定気筒のインジェクタからの燃料噴射による空燃比センサの出力変化に基づいて、上記燃料ライン内に残留する気体成分の有無を判断する手段とを備えたことを特徴とする燃料ラインの残留ガス検出装置。
IPC (6件):
F02M 37/20
, F02B 75/18
, F02D 17/02
, F02D 41/22 330
, F02D 45/00 364
, F02M 55/00
FI (8件):
F02M 37/20 Z
, F02M 37/20 E
, F02M 37/20 R
, F02B 75/18 N
, F02D 17/02 R
, F02D 41/22 330 S
, F02D 45/00 364 K
, F02M 55/00 A
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