特許
J-GLOBAL ID:200903088541907815

内燃機関の点火制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-277416
公開番号(公開出願番号):特開平6-129333
出願日: 1992年10月15日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 点火コイルの通電に要する点火エネルギ(点火コイルの通電時間)を、点火プラグの放電電圧に対応して制御可能な点火制御装置を提供する。【構成】 内燃機関の回転速度NEと吸入空気量QNと冷却水温TWとに基づき点火時期(進角値)を算出する(310,320)。 次に点火時期が進角する程点火コイルの通電時間を短く設定するための補正係数を算出し(330) 、回転速度NEとバッテリ電圧VBとに基づき点火コイルの通電時間を算出する(340) 。そして、内燃機関が高速回転しているか否かを判断し(350) 、高速回転していなければ、通電時間を上記補正係数にて短縮補正し、高速回転時には通電時間の補正を行わない。最後に、点火時期及び通電時間を点火コイルの通電制御パラメータとして設定し(370)、再度310に移行する。この処理により、通電時間を点火プラグの放電電圧に対応させることができ、点火エネルギの消費を抑えることが可能になる。
請求項(抜粋):
内燃機関の運転状態に基づき点火時期を算出する点火時期算出手段と、内燃機関の回転速度及びバッテリ電圧に基づき点火コイルの通電時間を算出する通電時間算出手段と、を備え、上記算出された点火時期と通電時間に応じて点火コイルを通電して、点火プラグに点火用の高電圧を印加する内燃機関の点火制御装置において、上記通電時間算出手段にて算出された点火コイルの通電時間を、上記点火時期算出手段にて算出された点火時期に基づき、点火時期が内燃機関の上死点に対して進角側になればなる程通電時間が短くなるように補正する通電時間補正手段を設けたことを特徴とする内燃機関の点火制御装置。
IPC (4件):
F02P 3/045 303 ,  F02P 3/045 ,  F02P 5/15 ,  F02P 17/00

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