特許
J-GLOBAL ID:200903088547760204

排熱回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-258030
公開番号(公開出願番号):特開平8-121703
出願日: 1994年10月24日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 火力発電所のボイラに適用される排熱回収装置に関し、熱交換にボイラ缶水を使用し、効率を高める。【構成】 ボイラ蒸気ドラム9の配管より分岐管12を設け、制御弁13を介してボイラ缶水を空気ダクト内の空気予熱器14を通し、燃焼用空気を加温し、排ガスダクト側の排ガスクーラ15を通し、排熱を回収して出口連絡管16より蒸気ドラムへ戻る。制御弁13は排ガスクーラ15の出口温度で流量を制御し、又、パイパス用の分岐配管21、調整弁22で排ガスクーラ15へ流入するボイラ缶水を制御し、排ガスクーラ15の温度を低温腐食が起こらない程度に上昇させる。又、分岐配管17により他の熱交換器19も並設できる。従って、空気洩漏がなく、最適配置が可能となる。
請求項(抜粋):
ボイラ空気ダクト内に設置され、ボイラ缶水循環系統から分岐した配管によりボイラ缶水を熱媒体として通し、燃焼用空気と熱交換する空気ダクト側熱交換器と、ボイラ排ガスダクト内に設置され、前記空気ダクト側熱交換器からボイラ缶水を受け、排ガスから排熱を回収する排ガスダクト側熱交換器と、同排ガスダクト側熱交換器からボイラ排ガスで加温されたボイラ缶水を受け、同ボイラ缶水を前記ボイラ循環系統のドラムへ戻す出口連絡管と、前記ボイラ缶水循環系統から分岐した配管の途中に設けられ、前記出口連絡管の前記ドラムへ戻される缶水温度を検出し、ボイラ缶水の分岐量を調整する制御弁とを具備してなることを特徴とする排熱回収装置。

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