特許
J-GLOBAL ID:200903088548791120

有機電界発光素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220616
公開番号(公開出願番号):特開平8-088084
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【構成】 両末端に反応脱離性の一価の環状有機基を有し、2つのカルボニル基の間に2価の有機基を有するカルボン酸誘導体と、2つのカルボニル基の間に2価の有機基を有するシリル化ジカルボヒドラジドとを蒸着重合して重合体を形成し、次いで該重合体を真空中または不活性ガス気流中で100〜400°Cの温度で加熱してポリオキサジアゾール薄膜からなる発光層および/または電荷注入・輸送層を形成する電界発光素子の製造方法。【効果】 上記方法によれば、蒸着重合法で酸を副生することなく電荷注入効率、発光効率、耐熱性および耐久性に優れた有機電界発光素子が提供される。
請求項(抜粋):
下記一般式[I]で表わされるカルボン酸誘導体:【化1】[式中、Xは二価の有機基を表わし、Yはハロゲン原子を表す。]と、下記一般式[II]:【化2】[式中、Zは、二価の有機基を表わし、Rは炭素数6以下のアルキルまたはアリール基を表わす。]で表わされるシリル化ジカルボヒドラジドとを被蒸着面上で蒸着重合して、下記一般式[III]:【化3】[式中、X、Z、Rは前記と同じ意味を表わす。]で表わされる繰り返し単位を有する重合体薄膜を形成し、次いで該重合体薄膜を真空中または不活性ガス気流中で100〜400°Cの温度で加熱して下記一般式[IV]:【化4】[式中、X、Zは前記と同じ意味を表わす。]で表わされる繰り返し単位を有するポリオキサジアゾール薄膜からなる発光層および/または電荷注入・輸送層を形成することを特徴とする有機電界発光素子の製造方法。
IPC (3件):
H05B 33/14 ,  C09K 11/06 ,  H05B 33/10

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