特許
J-GLOBAL ID:200903088550811910
繊維強化複合材による翼部付ディスク部品の製作方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-236082
公開番号(公開出願番号):特開平8-072171
出願日: 1994年09月06日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 強化繊維の配列を機能的に行うことにより、複雑な形状の翼部付ディスク部品でも容易に製作できるようにする。【構成】 型セグメント1間にスリット3を形成した環状の成形型4の外側に、スリット3に対応させて繊維掛けピン6を立てる。強化繊維7を、繊維掛けピン6を経由させてすべてのスリット3を通すように成形型4内及びスリット3内に掛け回す工程を繰り返して繊維構造体8を作る。スリット3部の強化繊維7の間に強化材10を挿入する。繊維構造体8にマトリックス樹脂12を含浸させた後、加熱し硬化させて離型させる。
請求項(抜粋):
複数の型セグメントを周方向に配列して各型セグメント間に所要幅のスリットを形成した環状の成形型と、該成形型の外側で且つ各スリットの延長線上に立てた繊維掛けピンとを用い、成形型の内側からスリット内を通して繊維掛けピンに掛けた強化繊維をスリット内を通して成形型の内側に戻し、更に、成形型の内側から別のスリット内を通して繊維掛けピンに掛け、順次同様にして各スリットに通す工程を繰り返すことによりスリット内及び成形型の内側に繊維構造体を作り、該繊維構造体を作る前又は作る途中あるいは作った後に、スリット内の強化繊維の方向と直交する方向に繊維配列させてなる強化材を上記各スリット内に挿入し、次に、各スリットより外側へ突出する強化繊維を切除してから上記繊維構造体にマトリックス樹脂を含浸させ、しかる後、成形型内に所要量の樹脂を注入して全体を加熱し、硬化させてから離型させることを特徴とする繊維強化複合材による翼部付ディスク部品の製作方法。
IPC (4件):
B29D 31/00
, B29C 70/06
, B29K105:08
, B29L 31:08
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