特許
J-GLOBAL ID:200903088551631613

積層成形体の成形方法並びに成形型装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-072015
公開番号(公開出願番号):特開平8-267501
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 樹脂芯材の表面の一部を表皮材により被覆してなる積層成形体の成形方法並びに成形型装置において、モールドプレス成形時、表皮材の位置ズレ,シワ発生等をなくし、積層成形体の成形精度を高め、かつ、美観を向上させた積層成形体の成形方法並びに成形型装置を提供することを目的とする。【構成】 モールドプレス成形用上型50の型面には、キャビティCの周縁に沿って外周溝52が凹設されているとともに、この外周溝52内に所定ピッチ間隔で大径の真空吸引孔53を開設する一方、キャビティC内部には、特に製品角部等に対応するインバース部には、小径の真空吸引孔54を開設し、表皮材30を上型50の型面の一部に真空吸着力により保持する際、外周のシール性を向上させ、効率の良い真空吸引力を作用させて、表皮材30を上型50の型面の一部に強固に保持することにより、モールドプレス成形時表皮材30の位置ズレがなく、かつ、シワが発生することがないようにして成形精度を高める。
請求項(抜粋):
モールドプレス成形用型(40,50)内で、半溶融樹脂(M)を所要形状に成形してなる樹脂芯材(20)と、この樹脂芯材(20)のモールドプレス成形時、樹脂芯材(20)の表面の一部を被覆する表皮材(30)とから構成される積層成形体の成形方法において、前記表皮材(30)は、所要形状に予備成形されており、モールドプレス成形用上型(50)の型面の一部にセットする際、上型(50)の製品キャビティ(C)外周に沿って設けられた外周溝(52)に開設した真空吸引手段により表皮材(30)の外周に沿って上型(50)の型面に密着されているとともに、上型(50)の型面に表皮材(30)を密着保持させた後、上下型(50,60)間のキャビティ(C)内に半溶融樹脂(M)を分配供給し、上下型(40,50)の型締めにより、樹脂芯材(20)を所要形状にモールドプレス成形するとともに、樹脂芯材(20)の表面の一部に表皮材(30)を被覆一体化したことを特徴とする積層成形体の成形方法。
IPC (7件):
B29C 45/14 ,  B29C 33/18 ,  B29C 33/42 ,  B29C 45/37 ,  B29K105:20 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58
FI (4件):
B29C 45/14 ,  B29C 33/18 ,  B29C 33/42 ,  B29C 45/37
引用特許:
審査官引用 (3件)

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