特許
J-GLOBAL ID:200903088552113667
Cre媒介部位特異的組換えを用いる抗体の作製
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
清水 初志 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-529738
公開番号(公開出願番号):特表平11-503015
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】改変された免疫グロブリン遺伝子座を有する細胞のゲノムの配列から抗体を発現する細胞を作出する方法を開示する。本方法は、Creが媒介する部位特異的組換えおよび相同的組換えを利用している。本方法は、lox部位を免疫グロブリン遺伝子座に初めて導入することを含み、Creが媒介するインビボでの組換えによって、遺伝子改変を導入するための標的としてこのlox部位を用いることを含む。
請求項(抜粋):
改変された免疫グロブリン遺伝子座を含む細胞のゲノム配列から抗体を発現する細胞を作出する方法において、該遺伝子座を改変するためにCre媒介部位特異的組換えを用いる、以下を含む方法:(a)(i)第一のlox部位と、(ii)インビボでのゲノムDNAの部位特異的相同的組換えにより、該ゲノム配列中に該第一lox部位が挿入されるように、改変された領域に置き換えられるべき該ゲノム配列の免疫グロブリン遺伝子座領域に隣接した第一のDNA配列に相同的な標的配列とを含む、第一の相同性標的ベクターによって抗体産生細胞をトランスフェクションすること、(b)(i)該第一lox部位とのCre媒介による組換えに適した第二のlox部位と、(ii)免疫グロブリン遺伝子座の該領域を、改変されるべき領域に置き換えるための改変配列とを含む、lox標的ベクターによって該細胞をトランスフェクションすること、(c)Cre媒介による該lox部位の部位特異的組換えによって、改変配列が該ゲノム配列の中に挿入され、それによって、免疫グロブリン遺伝子座の該領域が、改変された該領域に置き換わるように、lox部位をCreと相互作用させること、および、(d)免疫グロブリン遺伝子座の該領域が、改変された該領域に変換されたトランスフェクション細胞であり、かつ該抗体分子を産生するトランスフェクション細胞を選抜すること。
IPC (3件):
C12N 15/09 ZNA
, C12N 5/10
, C12P 21/02
FI (3件):
C12N 15/00 ZNA A
, C12P 21/02 C
, C12N 5/00 B
引用文献:
審査官引用 (1件)
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New Biologist, Vol.2,No.5(1990), p.441-449
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