特許
J-GLOBAL ID:200903088556077142

時計バンド

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-076200
公開番号(公開出願番号):特開2006-255131
出願日: 2005年03月17日
公開日(公表日): 2006年09月28日
要約:
【課題】 表面部材のヒビ割れ、柔軟性が悪い、コストアップ、コバ処理のはみ出しなど。【解決手段】 表面部材1と裏面部材2を、柔軟性を有する中芯部材5に接合した時計バンドで、裏面部材2は2層構造で、柔軟性を有する第1の裏面部材3は中芯部材5の裏面より表面にへり返して開口部を形成し、表面部材1で開口部を覆うと共に、機能を有する第2の裏面部材4を第1の裏面部材3の底面に貼付する。第1の裏面部材3の色調を、表面部材1の色調と略同色に揃える。表面部材1は表面のみに使用し、第1の裏面部材3をへり返すため、ヒビ割れの発生がなく、高級感もある。ソフト感を有する材料を中芯部材5に使用するので柔軟性が増す。よって、色調が調和し、機能性も兼ね備えた高級皮バンドが提供できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
表面部材と裏面部材を中芯部材に接合した時計バンドにおいて、前記裏面部材は2層構造で、第1の裏面部材は前記中芯部材の裏面より表面にへり返して開口部を形成し、該開口部を前記表面部材で塞ぐと共に、第2の裏面部材は前記第1の裏面部材の底面に貼付したことを特徴とする時計バンド。
IPC (1件):
A44C 5/10
FI (1件):
A44C5/10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実開昭52-160367号(第5頁、図3) 上記した特許文献1に開示されている時計バンドは、図4及び図5に示すように、時計取付け端部10を部厚にし、他端11に行くに従って薄肉に形成された合成樹脂よりなる中芯部材12を作り、該中芯部材12の裏面(携帯時に腕と接触する面)の中央部に開口部を形成するように、ワニ、トカゲなどの天然皮革よりなる表面部材13で覆う。そして、前記中芯部材12の裏面の開口部を塞ぐように合成皮革などよりなる裏面部材14を裏面に貼付する。裏面部材14に天然皮革を用いても良いが、アレルギーの問題もあるため、天然皮革を使用する場合は、膜を塗布するなど、表面に何らかの処理を行った方が良い。この時計バンドの構造は、一般にへり返し仕立てと呼ばれ、多くの皮バンド構造に採用されている。表面から裏面にかけて面材をへり返す構造は、側面から見ても、質感の高い出来栄えとなり外観性に優れている。
審査官引用 (1件)
  • 時計バンド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-141013   出願人:株式会社ロイ・エンタープライズ

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