特許
J-GLOBAL ID:200903088557337873

ドリル用センサ及びそれを用いたドリル状態監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-268163
公開番号(公開出願番号):特開平7-100735
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 小型かつ簡易な構成でもってドリルにかかっているトルクを正確に検出できるドリル用センサを提供すること【構成】 ドリル1の刃部2と、溝7が形成されていないシャンク(柄の部分)10の両側にまたがるように、そのドリル1の外側に同心円状に励磁コイル12を配置し、さらに、励磁コイルの外側で刃部2の形成部位側に第1の検出コイル13を、またシャンク10側に第2の検出コイル14を設ける。そして、励磁コイルに交流電圧を印加すると、両検出コイルで所定の交流信号が出力されるが、この時両検出コイルを同期整流器に対して差動結合し、無負荷状態でゼロとなるようにする。この状態でドリルにトルクがかかると、主に刃部側が捻られ、逆磁歪効果により透磁率が変化する。それにより結合係数が変わり、第1の検出コイル側の出力が変化するため、同期整流器の出力はトルクに応じた値となる。
請求項(抜粋):
少なくともドリルの刃部の外周囲に対向配置された検出コイルと、前記検出コイルに直接または間接的に交流信号を印加する交流信号印加手段と、切削時に前記ドリルにかかるトルクにより生じる前記刃部の透磁率の変化を前記検出コイルを介して検出する検出手段とを備えたドリル用センサ。
IPC (3件):
B23Q 17/09 ,  B23B 49/00 ,  G01N 27/72

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