特許
J-GLOBAL ID:200903088565795074

系統連系電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 伸泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-248703
公開番号(公開出願番号):特開平9-074685
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 系統連系電源装置の独立運転モードにおいて、急激な家庭内負荷の変動に伴って発生する瞬間的な過電流の発生を未然に防止し、直流電源を有効に利用する。【解決手段】 瞬時過電流保護回路7において、CT20により検出された電流検出信号は、過電流検出回路71に入力される。該過電流検出回路71は、保護回路21のしきい値よりも小さいしきい値を有し、前記電流検出信号が該しきい値を越えたときにこれを検出し、該検出信号をタイマー72へ供給する。タイマー72は、入力された検出信号に基づいて、一定期間だけローとなるPWMオン/オフ信号S3を作成し、AND回路8へ供給する。AND回路8から出力されるPWMスイッチング信号S4は、インバータ2へ供給される。この結果、前記一定期間だけ、インバータ2の出力電圧は0に低下し、急激な家庭内負荷の変動に伴って発生する瞬間的な過電流が抑制される。
請求項(抜粋):
直流電源がインバータを介して商用電力系統に連系され、インバータと商用電力系統の間には連系切り離し装置が介在し、インバータと連系切り離し装置の間に家庭内負荷が接続されると共に、インバータの出力電流値が所定の基準範囲を逸脱したときにインバータの運転を停止するための保護回路と、インバータを駆動制御する制御回路とを具え、家庭内負荷及び商用電力系統へ同時に交流電力の供給が可能な通常運転モードと、商用電力系統から解列された状態で家庭内負荷にのみ交流電力を供給する独立運転モードの2つのモード間で切換え運転が可能な系統連系電源装置において、独立運転モードにて、前記保護回路が動作すべき基準範囲よりも狭い第2基準範囲を有し、インバータの出力電流値が第2基準範囲を逸脱したときにこれを検出する検出手段と、前記制御回路からインバータに供給される駆動信号を、前記逸脱時から家庭内負荷の変動に伴う瞬間的な過電流の発生を阻止し得る所定の一定期間だけ、無効化する無効化手段とを具えたことを特徴とする系統連系電源装置。
IPC (3件):
H02J 3/46 ,  H02J 9/06 504 ,  H02M 7/48
FI (5件):
H02J 3/46 E ,  H02J 9/06 504 B ,  H02M 7/48 R ,  H02M 7/48 F ,  H02M 7/48 M
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-364378
  • 電源装置の故障検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-080604   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開平4-364378

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