特許
J-GLOBAL ID:200903088566902931

安全ベルト用方向転換部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-004292
公開番号(公開出願番号):特開平11-263194
出願日: 1999年01月11日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】通常の使用状態で安全ベルトの引き込み、引き出しが支障なく容易に行なわれ、その際方向転換部材内部でのベルトのねじれおよび固着が確実に阻止される方向転換部材を提供する。【解決手段】ベルトガイドスリット(2)の上側エッジ(5)およびベルト当接スリット(9)の内側エッジ(6)の領域に、少なくともベルトガイドスリット(2)からベルト当接スリット(9)への移行部に、突出部(10)がベルト引き出し方向に設けられている。突出部(10)は、ベルトの上側エッジ(5)側が該突出部(10)に当接することによりベルトの引き込みの際のベルトのねじれを阻止する。
請求項(抜粋):
安全ベルト(20)を挿通させるためのベルトガイドスリット(2)と、少なくともベルトガイドスリット(2)の片側で該ベルトガイドスリット(2)に接続する少なくとも一つのベルト当接スリット(9)とを備え、ベルトガイドスリット(2)が、ベルト方向転換細条部(4)として形成されている下側エッジ(3)と上側エッジ(5)とを有し、少なくとも、安全ベルト(20)を支障なくベルトガイドスリット(2)に挿通できるようなベルトガイドスリット幅が生じる程度に、ベルトガイドスリット(2)の上側エッジ(5)とベルト方向転換細条部(4)との間隔が選定され、ベルト当接スリット(9)が内側エッジ(6)と外側エッジ(7)とを有し、内側エッジ(6)がベルトガイドスリット(2)の上側エッジ(5)に接続し、外側エッジ(7)がベルトガイドスリット(2)の下側エッジ(3)に接続して互いに移行しあって延びており、その際ベルト当接スリットの幅がベルトガイドスリットの幅よりも大きく選定されている安全ベルト用方向転換部材において、ベルトガイドスリット(2)の上側エッジ(5)およびベルト当接スリット(9)の内側エッジ(6)の領域に、少なくともベルトガイドスリット(2)からベルト当接スリット(9)への移行部に、突出部(10)がベルト引き出し方向に設けられ、突出部(10)は、ベルトの上側エッジ(5)側が該突出部(10)に当接することによりベルトの引き込みの際のベルトのねじれを阻止することを特徴とする安全ベルト用方向転換部材。

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