特許
J-GLOBAL ID:200903088567974790

ガスケット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-323809
公開番号(公開出願番号):特開2000-145969
出願日: 1998年11月13日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 本発明は,対向面と接合面との間の恒常的な変位を粘着剤の塑性変形で吸収することにより,ガスケットを剛体に近づけ,ビードやその近傍部の疲労破壊を危惧することがないガスケットを提供する。【解決手段】 エンジンのシリンダヘッドとシリンダブロックとの間等の対向面間に配置される金属薄板1の接合面5,6には,塑性変形性を有する粘着剤から成る接着部7,8がボア孔縁4に沿って設けられている。粘着部7,8は,対向面に粘着してシールし,接合面5,6と対向面との間の恒常的な変位については粘着剤の塑性変形によって吸収する。したがって,一時的な変位を吸収する弾性変形を与えるためのガスケットのばね定数の低下は,最小限に抑えられ,従来のガスケットに形成されるビードやその近傍部の疲労破壊を危惧することがない。
請求項(抜粋):
対向面間に配置され且つ流体通路孔が形成された少なくとも一枚の薄板を具備し,前記薄板の前記対向面と接合する接合面には前記流体通路孔の孔縁に沿って塑性変形性を有する粘着剤から成る粘着部が設けられており,前記粘着部は,前記対向面に粘着し且つ前記接合面と前記対向面との相対的な変位を前記粘着剤の塑性変形を含む変形によって吸収することにより,前記対向面間を通じて漏洩しようとする流体のシールをすることから成るガスケット。
Fターム (18件):
3J040AA01 ,  3J040AA12 ,  3J040BA01 ,  3J040BA04 ,  3J040EA01 ,  3J040EA03 ,  3J040EA08 ,  3J040EA15 ,  3J040EA17 ,  3J040EA26 ,  3J040EA27 ,  3J040EA36 ,  3J040FA01 ,  3J040FA06 ,  3J040HA01 ,  3J040HA02 ,  3J040HA09 ,  3J040HA17

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