特許
J-GLOBAL ID:200903088568800788

非対称置換メタロセンの製法及びその種の化合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-219958
公開番号(公開出願番号):特開平9-124676
出願日: 1996年08月21日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 新規の非対称に置換された、シクロペンタジエニル環で官能化されたメタロセンの製法及びその種の化合物を提供する。【解決手段】 一般式2の化合物を不活性溶剤中で無機又は有機酸HX1と場合により高められた温度でCp-Si-結合の選択的開裂下に反応させる一般式1の非対称置換化合物の製法。[R1、R2はアルキル基又はアリール基、X1はF、Cl、Br、I、p-トリルSO3-、F3CSO3-、F3CCO2-又はH3CCO2-、R3、R4はアルキル基、アルキルエーテル基、アリール基又はアリールエーテル基、0≦a≦4、Cpはシクロペンタジエニル、インデニル基、テトラヒドロインデニル基又はフルオレニル基、Mは第3〜6族の遷移金属、X2はF、Cl、Br又はI、nは遷移金属の酸化数から2を差引いた数である]
請求項(抜粋):
一般式(1):【化1】[式中、R1、R2は相互に独立して、アルキル基又はアリール基であり、X1はF、Cl、Br、I、p-トリルSO3-、F3CSO3-、F3CCO2-又はH3CCO2-であり、R3、R4は同じ又は異なるアルキル基、アルキルエーテル基、アリール基又はアリールエーテル基であり、0≦a≦4、Cpはシクロペンタジエニル、インデニル基、テトラヒドロインデニル基又はフルオレニル基であり、Mは第3〜6族の遷移金属(IUPAC 命名法)、殊にTi、Zr、Hfであり、X2はF、Cl、Br又はIであり、nは遷移金属の酸化数から2だけ差し引いた値である]の非対称置換化合物の製法において、一般式(2):【化2】[式中、R1、R2、Cp、R3、R4、a、M、X2及びnは前記のものを表す]の化合物を不活性溶剤中で無機又は有機酸HX1と、場合によっては高められた温度で、Cp-Si-結合の選択的開裂下に、反応式(II):【化3】に従って反応させることを特徴とする、一般式(1)の非対称置換化合物の製法。

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