特許
J-GLOBAL ID:200903088569555019

溶接鋼管製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-153230
公開番号(公開出願番号):特開2000-343134
出願日: 1999年06月01日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課 題】 通材を円滑に行うことができ、材料にへこみやロール疵を発生させず、ロールの交換・調整に手間を要しない溶接鋼管製造装置を提供する。【解決手段】 エッジベンドロールEBに関しそのスタンドを一括交換できるクイックチェンジ機構を備えるかまたは異種製管サイズ級に兼用可能な上下ロール組とし、センタベンドロールCBに関し上下ロール種の組合せおよびロール支持方式を最適化し、フィンパスロールFPあるいはさらにスクイズロールSQに関しそのスタンドを一括交換できるクイックチェンジ機構を備え、エッジベンドロールおよび第1センタベンドロールCB1 を一の駆動系で駆動し、フィンパスロール(FP1 ,FP2 )を他の駆動系で駆動するよう構成した装置。
請求項(抜粋):
鋼帯板を連続的にロール成形して素管としその継目を溶接して溶接鋼管を製造すべく、帯板の素管端部を曲げ加工するエッジベンドロール、帯板の素管側部さらには素管底部から素管底部・側部の境界部にかけての部分を順次曲げ加工する複数のセンターベンドロール、素管断面形状を円形に近づける複数のフィンパスロール、溶接前の継目を拘束するロータリーシームガイドロール、継目を溶接温度に加熱する溶接機、継目を圧接するスクイズロールをこの順に配設し、さらに帯板の素管端部から素管端部・側部の境界部にかけての部分を押圧するケージロールまたはクラスターロールを第1または第2センターベンドロール入側から第1フィンパスロール入側にかけて通材ライン両側に多数配列してなる溶接鋼管製造装置において、エッジベンドロールに関し、下は一体型、定幅の分割型のいずれか、上は一体型、定幅の分割型、応厚可変幅の分割型のいずれかとし、かつエッジベンドロールスタンドを一括交換可能なクイックチェンジ機構を備えるか、あるいは、上下とも応径可変幅の分割型とし、下分割ロールを内側ほどロール径が小さくなる段付きロールとして各段隅部の曲率を違え、上分割ロールはそのロール外端角部に前記各段隅部の曲率に対応する数種の曲率を連設するとともにそのロール軸を通材方向に直交する面内で傾動可能とし、センターベンドロールに関し、第1ロールは上下とも分割型とし、第2ロール以降は下は一体型とし、上は最終1つ前もしくは2つ前まで分割型としそれより下流側を一体型とし、第1または第2以降のセンターベンドロール全部を、上下纏めてまたは上下別々に、単一のフレームで支持し、フィンパスロールスタンド、およびロータリーシームガイドロールスタンド、あるいはさらにスクイズロールスタンドを一括交換可能なクイックチェンジ機構を備え、エッジベンドロール、第1センターベンドロール、フィンパスロールについて少なくとも下ロールを駆動ロールとし、エッジベンドロールおよび第1センターベンドロールからなる上流駆動ロール群とフィンパスロールからなる下流駆動ロール群とは駆動系を別にし、溶接機は、抵抗溶接機、レーザ溶接機、または、抵抗・レーザ複合溶接機としたことを特徴とする溶接鋼管製造装置。
IPC (2件):
B21D 5/12 ,  B21C 37/08
FI (2件):
B21D 5/12 B ,  B21C 37/08 D
Fターム (13件):
4E028CA02 ,  4E028CA08 ,  4E028CA13 ,  4E028CA16 ,  4E063AA01 ,  4E063BB05 ,  4E063EA02 ,  4E063EA03 ,  4E063EA05 ,  4E063EA06 ,  4E063EA08 ,  4E063EA20 ,  4E063MA02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-180212
  • 特開平4-182034
  • 特開昭54-039354

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