特許
J-GLOBAL ID:200903088571835495

無線式データ通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長島 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-300397
公開番号(公開出願番号):特開平11-136741
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 上位機からのブロードキャスト通信に対して無線基地局が当該配下の無線子局に代って当該上位機へ迅速に通知可能として、通信の信頼性と円滑性とを向上させる。【解決手段】 無線基地局20(20A)に、コマンド判別手段(21,22)と,アドレス判別手段(21,22)と,アドレス変換手段(21,22)と,代替返信手段(21,22)とを設け、上位機(10A)から無線基地局(20A)へのブロードキャストによる解決プロトコルコマンドフレームを利用した自己送信に対して、当該上位機(10A)が当該無線子局(30A1)を支配する当該無線基地局(20A)から当該無線子局(30A1)を代行して受信した旨の擬制通知を受けられるように形成されている。
請求項(抜粋):
上位機に複数の無線基地局が有線通信接続され、各無線基地局が少なくとも各1つの無線子局と無線通信接続され、上位機と各無線子局との間で当該各無線基地局を介してデータ通信する無線式データ通信装置において、前記無線基地局に、前記無線子局の理論通信アドレスと物理通信アドレスとを対応させて管理する子局アドレス管理テーブルと,前記上位機から有線受信したフレームを解読して物理通信アドレスの解決プロトコルコマンドフレームであるか否かを判別するコマンド判別手段と, 解決プロトコルコマンドであると判別された場合に当該解決プロトコルコマンドで指定された理論通信アドレスが子局アドレス管理テーブルで管理されている理論通信アドレスに一致するか否かを判別するアドレス判別手段と,理論通信アドレスに一致すると判別された場合に当該解決プロトコルコマンドフレームの理論通信アドレスを当該理論通信アドレスに対応する物理通信アドレスに変換するアドレス変換手段と, 物理通信アドレスに変換されたフレームで当該解決プロトコルコマンドフレームの送信元たる前記上位機へ当該物理通信アドレスを持つ前記無線子局に代わって返信する代替返信手段とを設けた、無線式データ通信装置。

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