特許
J-GLOBAL ID:200903088572346978

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-077988
公開番号(公開出願番号):特開平11-141674
出願日: 1998年03月25日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 パワーオン状態及びパワーオプ状態等の走行状態が異なっても、同じ制御ロジックで制御を行うことを可能とすると共に、パワーオン状態からアクセルペダルを緩めた場合でも変速時間が間延びすることを防止する。【解決手段】 パワーオン状態の途中においてパワーオフに切換えられた場合、解放側油圧PAは、入力トルクの低下と共にギヤ比変化量に基づくフィードバック制御により、急速に低下する。そして、変速完了までのギヤ比が所定割合に進行しない状態(終期制御開始;基準値)において、上記解放側油圧が油圧サーボの戻しスプリング荷重圧PG 以下に低下するか、又は所定時間内に上記基準値に達しない場合、係合側油圧が主体となるように制御を切換え、点線で示すように係合側油圧が上昇してダウンシフトを進行する。
請求項(抜粋):
エンジン出力軸からの動力が入力される入力軸と、車輪に連結される出力軸と、これら入力軸と出力軸との間で動力伝達経路を変更する複数の摩擦係合要素と、これら摩擦係合要素を断・接作動する油圧サーボと、これら油圧サーボの油圧を制御する油圧制御手段と、車輌走行状況に基づく各センサからの信号を入力して、前記油圧制御手段へ油圧制御信号を出力する制御部と、を備えてなる自動変速機の油圧制御装置において、前記制御部は、所定変速段へのダウンシフトに際して解放側となる摩擦係合要素用油圧サーボの油圧を制御する解放側制御手段と、前記所定変速段へのダウンシフトに際して係合側となる摩擦係合要素用油圧サーボの油圧を制御する係合側制御手段と、前記センサからの入力に基づき前記ダウンシフトの進行状況を判断する変速進行判断手段と、前記解放側制御手段による前記ダウンシフトの進行が前記変速進行判断手段に基づく所定進行状態に達しないと判断した場合、前記係合側制御手段により前記ダウンシフトを進行するように切換える切換え判断手段と、を備えることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/08 ,  F16H 59:46 ,  F16H 59:72 ,  F16H 63:12
引用特許:
審査官引用 (4件)
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