特許
J-GLOBAL ID:200903088577519269
自動定速走行装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小塩 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-173325
公開番号(公開出願番号):特開平7-025266
出願日: 1993年07月13日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 乗員の意思に沿った記憶車速の更新を行う自動定速走行装置を提供する。【構成】 乗員によって車速の再セットが行われると、制御手段8により、タップダウン指令信号またはタップアップ指令信号に応答した記憶車速の更新を停止する制御を行う自動定速走行装置1。
請求項(抜粋):
現車速に比例した車速信号を発生する車速センサと、乗員の操作によりクルーズ指令信号を発生するとともに、定速走行中に、乗員により一定時間以上オン操作された後にオフ操作されるとオン操作時間に対応して現車速を下げて記憶車速を更新するためのコースト指令信号を発生し、且つ定速走行中に、乗員の所定時間内のオン操作とオフ操作により現車速あるいは記憶車速から所定の車速分を減算して記憶車速を更新するためのタップダウン指令信号を発生するセットコーストスイッチと、定速走行中に、乗員により一定時間以上オン操作された後にオフ操作されるとオン操作時間に対応し現車速を上げて記憶車速を更新するためのアクセラレート指令信号を発生するとともに、定速走行中に、乗員の所定時間内のオン操作とオフ操作により現車速あるいは記憶車速に所定の車速分を加算して記憶車速を更新するためのタップアップ指令信号を発生するリジュームアクセラレートスイッチと、アクチュエータ駆動電流によりスロットルバルブを開側または閉側に駆動するアクチュエータと、前記アクチュエータに電源からアクチュエータ駆動電流を供給し、またはそのアクチュエータ駆動電流を遮断するスイッチング手段と、前記セットコーストスイッチが発生するクルーズ指令信号に応答して前記車速センサが発生した車速信号を記憶し、記憶車速信号を発生する車速記憶手段を有し、前記セットコーストスイッチがクルーズ指令信号を発生すると、車速センサが発生する車速信号と前記車速記憶手段が発生する記憶車速信号とを比較し算出した偏差と現車速の一定時間内の変化率を算出することによって得られる加速度によって定速走行制御を行うとともに、タップアップ指令信号の発生に応答して所定の値だけ現車速あるいは記憶車速を上げて記憶車速を更新し、タップダウン指令信号の発生に応答して所定の値だけ現車速あるいは記憶車速を下げて記憶車速を更新するマイクロコンピュータを備えた制御手段とをそなえている自動定速走行装置であって、制御手段は、定速走行中に、セットコーストスイッチまたはリジュームアクセラレートスイッチのオンによりタップダウン制御あるいはタップアップ制御を開始したときの現車速を記憶するとともに、記憶されたタップダウン制御あるいはタップアップ制御の開始車速と更新された記憶車速と現車速に偏差が生じることによって減速または増速される現車速との偏差を監視し、前記偏差が予め定められた値を越えたときはタップダウン制御またはタップアップ制御を初期化し、次のタップダウン指令信号またはタップアップ指令信号が発生したとき現車速に対し所定の車速分を減算あるいは加算して記憶車速を更新することを特徴とする自動定速走行装置。
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