特許
J-GLOBAL ID:200903088579064048

電磁弁のシリアル伝送制御方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津川 友士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-238042
公開番号(公開出願番号):特開平8-101704
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 シリアル伝送信号線が逆接続であっても、プログラマブルコントローラの指令どおりに電磁弁を制御する。【構成】 プログラマブルコントローラ1から出力されるデータをプロトコル変換器2によりシリアルデータに変換するに当って、所定長のデータの前に1ビットずつのスタートビット、コマンドビットを付加し、後に2ビットのストップビットを付加し、スタートビットとストップビットの信号レベルを互いに逆に設定するとともに、コマンドビットをスタートビットと逆の信号レベルに設定する。そして、シリアル伝送信号線を通してシリアルデータを受信する電磁弁制御器5が、受信データからスタートビットに相当する信号を検出し、この検出位置を基準として定まるストップビットの信号レベルを判定することにより逆接続か否かを判定し、逆接続の場合には、シリアルデータを反転させて所定の処理を行う。
請求項(抜粋):
上位制御手段(1)のパラレル出力ポート(1a)に出力される電磁弁制御データをシリアルデータに変換し、差動型の電気的信号として調歩同期プロトコルにしたがってシリアル伝送信号線(6)に送出し、上記差動型の電気的信号を不平衡の信号に変換し、調歩同期プロトコルにしたがって受信してシリアルデータを得、得られたシリアルデータにしたがって電磁弁(4)を制御する電磁弁のシリアル伝送制御方法において、所定長のシリアルデータを単位データとするとともに、単位データの前に1ビットの予め定められた信号レベルのコマンドデータを、コマンドデータの前に1ビットの上記コマンドデータと逆の信号レベルのスタートデータを、単位データの後に2ビットの上記スタートデータと逆の信号レベルのストップデータをそれぞれ付加して得た伝送単位データを差動型の電気的信号として調歩同期プロトコルにしたがって送出し、上記調歩同期プロトコルにしたがって受信して得られたシリアルデータからスタートデータに相当する信号レベルを検出し、この検出位置を基準としてストップデータに相当すべきデータを抽出し、抽出されたデータの信号レベルがスタートデータの信号レベルと逆の信号レベルであるか否かを判別し、複数の上記伝送単位データについて、上記抽出されたデータの信号レベルがスタートデータの信号レベルと逆の信号レベルである確率が所定値以上であることに応答して、上記得られたシリアルデータにしたがって電磁弁を制御し、上記抽出されたデータの信号レベルがスタートデータの信号レベルと逆の信号レベルである確率が所定値未満であることに応答して、上記得られたシリアルデータの信号レベルを反転させて得たシリアルデータにしたがって電磁弁を制御することを特徴とする電磁弁のシリアル伝送制御方法。
IPC (4件):
G05B 19/05 ,  F16K 31/06 310 ,  G05D 16/20 ,  H04Q 9/02

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