特許

J-GLOBAL ID：200903088588098940

オレフイン系エラストマー組成物の架橋発泡体の製造方法

発明者： 久野 貴雄 ,  伊藤 建訓
出願人/特許権者： 東燃化学株式会社
代理人 (1件)： 高石 橘馬
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-191005
公開番号（公開出願番号）：特開平5-009325
出願日： 1991年07月05日
公開日（公表日）： 1993年01月19日
要約：

【要約】【目的】 発泡剤が均一に分散し、ピンホールの数が少なく、引張強度に優れるオレフィン系エラストマー組成物の架橋発泡体を製造する方法を提供する。【構成】 ポリプロピレンと、エチレン-プロピレン-ジエン共重合体ゴムと、発泡剤とからなる組成物から発泡体を製造するに際し、まずポリプロピレンと、エチレン-プロピレン-ジエン共重合体ゴムとに発泡剤が大幅に濃い状態となるようにして混練したものをあらかじめ製造しておき、それと樹脂成分とを所望の発泡倍率となるように混合して架橋発泡体用組成物とし、この組成物から得られる成形体を放射線架橋した後、加熱発泡する。

請求項（抜粋）：

(A) ポリプロピレン10〜50重量%と、エチレン-プロピレン-ジエン共重合体ゴム50〜90重量%とからなる樹脂成分100 重量部に対して、発泡剤10〜200 重量部を、前記発泡剤の分解温度未満の温度で混練することにより発泡剤含有マスターバッチを製造し、(B) (a) ポリプロピレン10〜80重量%と、(b) エチレン-プロピレン-ジエン共重合体ゴム20〜90重量%と、(c) 前記発泡剤含有マスターバッチ5〜70重量%とを前記発泡剤の分解温度未満の温度で混練することにより架橋発泡体用組成物を製造し、(C) 前記組成物を成形した後架橋を行い、しかる後発泡させることを特徴とするオレフィン系エラストマー組成物の架橋発泡体の製造方法。

IPC (6件)：

C08J 9/06 CES ,  C08J 3/20 CES ,  C08J 3/24 CES ,  C08J 3/28 CES ,  C08K 5:23 ,  C08L 23:16