特許
J-GLOBAL ID:200903088599452656

下地調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-184018
公開番号(公開出願番号):特開平5-214795
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 モルタル等との付着性に優れ、そのモルタル層内に補強材として埋設するのに好適な、廉価な繊維シートを使用すると共に、この繊維シートを使用する上で好ましく適用でき、表面仕上材の剥脱を防止することができる下地調整方法を提供する。【構成】 コンクリート躯体7の表面にはモルタル8が塗布される。このモルタル層8内にはこれが硬化しないうちに、有孔繊維シート11がローラー9等で押圧されて埋設される。このとき、流動性のあるモルタル8は繊維シート11中に、さらに繊維シート11の表面に流出して、モルタルの突起を作る。そして、繊維シート11の表面をコテ等で擦ることにより、このモルタルの突起が平滑化される。平滑化された表面には、繊維シート11を構成する繊維2の毛が露出することになる。爾後、これを下地としてタイル10が張付けられる。
請求項(抜粋):
コンクリート躯体の表面にモルタルを塗布し、該モルタルが硬化しないうちに、シートを構成する炭素繊維やアラミド繊維などの繊維が3次元方向に絡められて相互に結着され且つシート面を貫通する多数の孔を有する繊維シートを、該モルタルに押圧して、該繊維シートの表面に該モルタルの突起を形成し、該繊維シートの表面を擦ることにより、該突起を平滑化しつつ該繊維シートの表面に該繊維シートの繊維の毛を露出させるようにしたことを特徴とするコンクリート躯体の表面仕上用の下地調整方法。
IPC (2件):
E04F 13/00 ,  D04H 1/58

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