特許
J-GLOBAL ID:200903088601239779

宇宙空間を移動している剛体の状態変数を決定する方法。

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-058386
公開番号(公開出願番号):特開2001-315698
出願日: 2001年03月02日
公開日(公表日): 2001年11月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】宇宙船の接近およびドッキング作業中の位置および姿勢の決定において状態変数の計算を簡便化し、またより高レベルの信頼性を保証する。【解決手段】宇宙空間にある複数の逆反射体を走査した測定データを内部記憶モデルにより処理して移動物体の状態変数の所望の出力信号を生成する。演算子に実装された初期設定値と既知のシステムパラメータから出発して、移動物体の現時点の状態ベクトルを推定値として計算し、修正値を用いて各測定サイクルにおけるこの推定値を物体の実際の姿勢特性および移動特性に合わせることにより、測定および計算サイクルを特定回数実行した後で、推定値は宇宙空間内の物体の実際の移動データを追跡し、物体の状態変数として用いられる。
請求項(抜粋):
移動している剛体の、特に別の物体に接近する動きの並進速度および回転速度とともに相対位置および姿勢等の状態変数を、能動型センサーから得られた測定データを利用して決定する方法であって、もう一方の物体へのフィッティングの構成が既知であり且つもう一方の物体に固有の座標系に定義的に割り当てられているような少なくとも3個の逆反射体の測定データを得るようにした前記方法において、前記移動物体の前記状態変数の決定は、宇宙空間にある個々の前記逆反射体(Ri)を走査した測定データを内部記憶モデルにより処理して前記移動物体の前記状態変数の所望の出力信号を生成する状態観測装置(2)を用いて行なわれ、この場合、演算子に実装された初期設定値と既知のシステムパラメータから出発して、前記移動物体の現時点の状態ベクトルを推定値として計算し、前記測定データと突き合わせることで決定された修正値を用いて各測定サイクルにおける前記推定値を物体の実際の姿勢特性および移動特性に合わせることにより、測定および計算サイクルを特定回数実行した後で、前記状態観測装置(2)内で計算された推定値は宇宙空間内の物体の現時点の移動データを非常に良い近似で追跡し、前記計算された推定値は前記物体の状態変数として用いられることを特徴とする、方法。
IPC (2件):
B64G 1/24 ,  G01S 17/06
FI (2件):
B64G 1/24 B ,  G01S 17/06

前のページに戻る