特許
J-GLOBAL ID:200903088606945094

車両用シートのヘッドレスト作動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-146575
公開番号(公開出願番号):特開2007-314059
出願日: 2006年05月26日
公開日(公表日): 2007年12月06日
要約:
【課題】車両の後面衝突時に、アクティブヘッドレストの作動状態を切り換え操作するためのケーブル部材の牽引操作を安定して行えるようにする。【解決手段】車両後突時に乗員の頭部を受け止める支承部3aを前方移動させることのできる車両用シートのヘッドレスト作動機構であり、フォームドワイヤ21とケーブル部材24とを有する。フォームドワイヤ21は、上下方向に長尺に形成されてその上端部分21uが上部補強板2uに連結されており、車両後突時には上端部分21uの連結部位を基点として全体が後方側に押し動かされ、その下端部分21tが後方側に最も大きく変位する。ケーブル部材24のアウターケーブル24bの下端はフォームドワイヤ21の下端部分21tに固定され、インナーケーブル24aの下端は乗員の背凭れ荷重の負荷作用部位から下方側に離間した下端側退避位置に設けられた補強部材4aに掛着されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両の衝突時に、シートに着座した乗員の頭部を受け止める支承部をヘッドレスト基部に対して相対移動させることのできる移動手段を備えた車両用シートのヘッドレスト作動機構であって、 前記シートバックの形状内部に配設された揺動体と、 該揺動体と前記移動手段とを連結し、該揺動体の動きを押引運動として移動手段に伝えるケーブル部材と、を有し、 前記揺動体は、前記シートバックの形状内部においてその上下方向に延設される部材として形成され、該シートバックの骨格を成すバックフレームに装着されており、車両の衝突に伴って乗員の背部がシートバックに圧し掛かる背凭れ荷重を受けることにより、前記揺動体が後方側に押し動かされてその下端部分が後方側に最も大きく変位するようになっており、 前記ケーブル部材は、管状の可撓性を有したアウターケーブルの内部に可撓性を有したインナーケーブルが挿し通された構成となっており、一端側のアウターケーブルに対するインナーケーブルの引き出し長さが変えられることによって他端側のインナーケーブルが押引操作されるようになっており、該インナーケーブルの押引操作に伴って前記移動手段が操作されて前記支承部が通常時の初期位置から衝突対応位置に向けて移動させられるようになっており、 前記アウターケーブルの他端側は、前記シートバックと一体的な固定状態とされており、 前記インナーケーブルの他端側は、前記移動手段に押引操作可能に掛着されており、 前記アウターケーブルの一端側は、前記揺動体の下端部分と一体的な固定状態とされており、 前記インナーケーブルの一端側は、前記揺動体の下端部分より下方側に離間した位置において前記バックフレームと一体的に設けられた固定部材に掛着されていることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト作動機構。
IPC (5件):
B60N 2/42 ,  B60N 2/48 ,  A47C 7/38 ,  A47C 7/40 ,  B60R 21/055
FI (5件):
B60N2/42 ,  B60N2/48 ,  A47C7/38 ,  A47C7/40 ,  B60R21/055 G
Fターム (8件):
3B084DB11 ,  3B084DB14 ,  3B084EC01 ,  3B087BD03 ,  3B087DB02 ,  3B087DC06 ,  3B087DC07 ,  3B087DC09
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 座席
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-339169   出願人:難波プレス工業株式会社

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