特許
J-GLOBAL ID:200903088611397658

スピーカアレイ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小森 久夫 ,  村上 辰一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-033371
公開番号(公開出願番号):特開2006-222670
出願日: 2005年02月09日
公開日(公表日): 2006年08月24日
要約:
【課題】 スピーカアレイの構成が大規模になったり複雑になったりすることなく、低音の指向性制御が簡便なスピーカアレイ装置を提供する。【解決手段】 スピーカアレイ装置1では、ローカットフィルタ4により所定の周波数以下の低音を遮断し、この遮断した低音に含まれる波長の音声を基音に設定する。そして、倍音強調部5で、音声入力端子2から入力された音声信号に含まれる、基音の複数の倍音を強調させるので、スピーカアレイ13から出力される音声は、ミッシングファンダメンタル現象により基音が付加されたように聞こえる。したがって、低音域の音声が基音となるように倍音を設定することで、従来は低音の指向性を制御するのは困難であったが、スピーカアレイ13から出力される音声ビームに低音が付加されたように聞こえることになるので、中高音域の音声の指向性を制御することで、低音域の音声の指向性も制御したことになる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数のスピーカを配列したスピーカアレイと、 入力音声信号から基本周波数の音声を検出する基音検出手段と、 入力音声信号から、前記基本周波数の音声を含む所定周波数以下の音声を遮断して出力する低域遮断手段と、 前記低域遮断手段が出力した音声信号から、前記基音検出手段が検出した基本周波数の音声の倍音を強調して出力する倍音強調手段と、 前記倍音強調手段が出力した音声信号を前記スピーカアレイのスピーカに対して分配するとともに、各スピーカの放音タイミングを調整して前記スピーカアレイから音声ビームを出力させる信号処理手段と、 を備えたスピーカアレイ装置。
IPC (3件):
H04R 1/40 ,  H04R 1/20 ,  H04R 3/12
FI (3件):
H04R1/40 310 ,  H04R1/20 310 ,  H04R3/12 Z
Fターム (2件):
5D018AF22 ,  5D020AD01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • スピーカ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-060192   出願人:ソニー株式会社
  • 指向性スピーカシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-349872   出願人:松下電器産業株式会社

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