特許
J-GLOBAL ID:200903088614106921
画像処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-157380
公開番号(公開出願番号):特開平11-355511
出願日: 1998年06月05日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 画像の中心部分の被写体の補正強度への影響を小さくして、周辺光量補正(光量増加)を行う。【解決手段】 レンズ特性に応じた周辺光量補正を行うための係数を、画面全体から一律に算出していたため、例えば画像中心には夜空が見える窓があり、その周りには白い壁があるようなシーンの場合には、アンダー露光シーンと判断して補正係数が小さくなる。すなわち、周辺減光は画像の中心はほとんど発生しないにも拘らず、中心部分にある被写体がベース濃度に近いために補正係数が小さくなる。そこで、画像全体のヒストグラムを作成するときに、画像中心から離れるほど重みをつけて周辺に強度を偏らせ、補正強度を算出したため、画像の品質が向上し、LFのようなカメラであっても適正な写真画像を得ることができる。
請求項(抜粋):
撮影レンズを通して撮影された画像が記録された記録媒体から、該画像を読み取ることにより得られた画像データに所定の画像処理を施し、出力用の画像データを得る画像処理装置であって、前記撮影レンズの情報並びに前記記録画像における撮影レンズの中心からの距離に基づいて、全画素に対して周辺画像の減量分を補正する周辺光量補正手段と、周辺部の画像の濃度に、中心部の画像の濃度よりも重みを付けた状態の画像全体の濃度バランスに基づいて、前記周辺光量補正手段による補正の強度度合いを設定する補正強度設定手段と、を有する画像処理装置。
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