特許
J-GLOBAL ID:200903088615556629
パッケージ用ケース及びその超音波溶着方法
発明者:
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 光男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-042125
公開番号(公開出願番号):特開平10-236439
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 板厚が薄く、そして超音波振動が直接印加される側のケース半体の深さが深いケースや3個以上のケース半体から構成されているケースであっても、内部の物品に損傷を与えず、超音波で容易に溶着することができるパッケージ用ケース及びその超音波溶着方法を得ること。【解決手段】 本発明の薄肉ケース100Aは開口溶着面にエネルギーダイレクタ115とスリット116などが形成された深さが深い有底側ケース半体110と前記エネルギーダイレクタ115が嵌合できる受け121と係合爪122とが形成された深さが浅い蓋側ケース半体120とからなり、本発明の超音波溶着方法は、物品を収納した後、両者を嵌合し、前記有底側ケース半体上方から、及び嵌合部側方或いは斜め側方から超音波振動を印加して樹脂を溶融し、合体させる方法である。
請求項(抜粋):
超音波により溶着される開口周縁部の厚さが薄く、少なくとも周辺部が平面状態に仕上げられている比較的深さが深い有底のケース半体と、前記ケース半体の蓋となるケース半体とから構成されているパッケージ用ケースにおいて、前記有底側ケース半体の開口周縁部には、その全厚みより更に厚さが薄い突起状のエネルギーダイレクタが形成されており、そして前記有底側ケース半体の外周面には、前記エネルギーダイレクタと平行に、そして前記エネルギーダイレクタ側に近く凹溝が形成されており、前記有底側ケース半体の前記開口周縁部の受け側となる前記蓋側ケース半体の開口周縁部には前記エネルギーダイレクタを受け入れる受けが形成されており、前記受けは、その内周面側が低く、外周面側が高く、かつ前記エネルギーダイレクタを受け入れた時に、そのエネルギーダイレクタの外側面と前記受けの外周面側の内面との間に若干の隙間が形成される、断面が段状の構造で形成されていることを特徴とするパッケージ用ケース。
IPC (3件):
B65B 51/10
, B29C 65/08
, B29L 22:00
FI (2件):
B65B 51/10 G
, B29C 65/08
前のページに戻る