特許
J-GLOBAL ID:200903088618365255
プライオリテイ見直しによるダイナミツクデイスパツチング方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-233746
公開番号(公開出願番号):特開平5-053837
出願日: 1991年08月22日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】 計算機系のダイナミックディスパッチング方式において、特性値の近いプログラムが同時に多く実行されても、各プログラムにCPUを均等に割り当てる。【構成】 システム立ち上げ時に、入出力特性判定値格納領域と、実行プログラム数格納領域と、入出力プログラム比率格納領域に初期値を設定する領域初期設定手段5、プログラム開始/終了時に、実行プログラム数格納領域を更新するための実行プログラム数更新手段6、サンプリング時に、全てのプログラムについて、個々のプログラム毎にプライオリティの見直しを行い、かつ、入出力特性プログラム数格納領域に値を設定する個別プライオリティ見直し手段7、入出力特性判定値格納領域の値を見直す入出力特定判定値見直し手段8からなる。【効果】 同時に実行されるプログラムの特性によらず、各プログラムにCPUを均等に割り当て、システムのスループットが向上する。
請求項(抜粋):
計算機系の、複数のプログラムを同時に実行し、プライオリティの高いプログラムに優先的にCPUを割り当て、同一プライオリティのプログラムに対しては時分割でプライオリティを割り当て、かつ、CPUが割り当てられているプログラムが待機状態に遷移した時に他のプログラムにCPUを割り当てるタイムスライスディスパッチングングシステムにおいて、プログラムが入出力特性か否かの判定基準を格納する為の入出力特性判定値格納領域を具備し、システム内で同時に実行中のプログラム数を格納する為の実行プログラム数格納領域を具備し、一定時間毎のプライオリティ見直しのサンプリング時に、入出力特性と判定されたプログラム数を格納するための入出力特性プログラム数格納領域を具備し、サンプリング時に、プライオリティを高く設定するプログラム数と、実行中のプログラム数の比率を格納する為の入出力プログラム比率格納領域を具備し、システム立ち上げ時、前記入出力特性判定値格納領域と、前記実行プログラム数格納領域と、前記入出力プログラム比率格納領域に初期値を設定する領域初期設定手段と、プログラム開始/終了時に、前記実行プログラム数格納領域を更新するための実行プログラム数更新手段と、サンプリング時に、全てのプログラムについて、個々のプログラム毎にプライオリティの見直しを行い、かつ、前記入出力特性プログラム数格納領域に値を設定する個別プライオリティ見直し手段と、サンプリング時に、前記実行プログラム数格納領域の値と、前記入出力特性プログラム数格納領域の値を元に前記入出力特性判定値格納領域の値を見直す入出力特性判定値見直し手段とを、有するプライオリティ見直しによるダイナミックディスパッチング方式。
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