特許
J-GLOBAL ID:200903088628840261

インフレータブルシートベルトを備えた幼児用拘束保護シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-272603
公開番号(公開出願番号):特開平5-112203
出願日: 1991年10月21日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】簡単な構造で緊急時にガスを袋状ベルトの幼児用シートベルトに確実に供給して、この幼児用シートベルトを瞬時に膨張展開する。【構成】幼児用拘束保護シートは幼児用シートベルト6と胸当てパッド7とを備えており、幼児用シートベルト6は、袋状の一対の肩ベルト6aと袋状の胸ベルト6bとからなる。胸ベルト6bの先端にはタング5が連結されている。胸当てパッド7は比較的広い面積の胸当接部7aとこの胸当接部7aの先に形成された円筒状部7bとからなる。胸当接部7aの保持部7c,7dにより胸ベルト6bを保持して、幼児用シートベルト6に胸当てパッド7が取り付けられる。更に、保持部7c,7dに切欠き溝7e,7fが形成され、胸ベルト6bのガス導入時の膨張力で、胸当接部7aが切欠き溝7e,7fから破断し、この胸当接部7aの破断により、胸ベルト6b及び肩ベルト6aは瞬時にかつ確実に膨張展開する。
請求項(抜粋):
シート本体と、このシート本体に設けられた幼児用シートベルトと、この幼児用シートベルトの先端に取り付けられたタングと、前記シート本体に設けられ、前記タングが挿入係止されるバックル装置とを備えている幼児用拘束保護シートにおいて、前記バックル装置にガス発生手段が取り付けられ、また前記幼児用シートベルトは幼児の肩に当接する肩ベルトと幼児の胸が当接する胸ベルトとからなり、前記胸ベルトは袋状に形成されていて、通常時は平板状に保形されるとともに、緊急時に前記ガス発生手段からのガスにより膨張展開するようになっており、更にこの胸ベルトを保持する胸当てパッドが設けられ、前記バックル装置は前記ガス発生手段に連通するバックル側ガス流動孔を有し、前記タングは前記胸ベルトの内部に連通するタング側ガス流動孔を有するとともに、前記タングが前記バックル装置に挿入係合したとき、前記バックル側ガス流動孔と前記タング側ガス流動孔とが連通して、前記ガス発生手段と前記胸ベルトとを連通するガス流動路が形成されることを特徴とするインフレータブルシートベルトを備えた幼児用拘束保護シート。
IPC (5件):
B60R 22/14 ,  B60N 2/32 ,  B60R 22/10 ,  B60R 22/18 ,  G01P 15/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭52-044087
  • 特開昭49-088220

前のページに戻る