特許
J-GLOBAL ID:200903088633014493

アクリロニトリル-スチレン系共重合体樹脂及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿形 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-219318
公開番号(公開出願番号):特開平5-039323
出願日: 1991年08月06日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【構成】 10時間半減期を得る分解温度が60〜120°Cのラジカル重合開始剤を単量体に対して1.0重量%以下の割合で用い、他の仕込み成分と共に100〜160°Cに保持された液相反応帯域に連続的に供給し、かつ液相反応帯域において蒸発した揮発性成分を気相帯域から凝縮回収して液相反応帯域に循環させるとともに、反応帯域から排出される反応混合物から揮発性成分を連続的に除去することにより、アクリロニトリル単位30〜50重量%を含有する共重合体組成分布が極めて狭いアクリロニトリル-スチレン系共重合樹脂を製造する。【効果】 共重合体組成分布が狭く、かつ色調が良好で透明性、剛性や耐薬品性にも優れたアクリロニトリル-スチレン系共重合樹脂が生産性よく得られる。
請求項(抜粋):
アクリロニトリル単位30〜50重量%を含み、アクリロニトリル単位の平均値をX重量%としたとき、(X±5)重量%の範囲外のアクリロニトリル単位を含む共重合体の含有割合が5重量%以下(X±10)重量%の範囲外のアクリロニトリルを含む共重合体の含有割合が1重量%以下という狭い共重合体組成分布をもち、かつ10%メチルエチル溶液としたときの25°Cにおける溶液粘度が4.5〜13センチポアズであることを特徴とするアクリロニトリル-スチレン系共重合体樹脂。
IPC (2件):
C08F212/10 MJV ,  C08F220/44 MMY
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭56-005808
  • 特開昭61-276807
  • 特開昭58-029807

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