特許
J-GLOBAL ID:200903088636308200

車両懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-027625
公開番号(公開出願番号):特開平7-232529
出願日: 1994年02月25日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 低速から高速にかけた広い範囲で車両挙動を効果的に抑制し、車両の乗り心地を向上させること。【構成】 各車輪速センサdから得られる前輪と後輪の車輪速度の平均値から求めたピッチレートが所定のしきい値以上になると、その後ピッチレートが所定のしきい値未満に低下した後所定の間は、前輪位置のショックアブソーバb1 の減衰力特性を前輪位置のばね上上下速度に基づく制御信号により制御する一方で、後輪位置のショックアブソーバb2 の減衰力特性を前輪位置のばね上上下速度に基づく制御信号の位相を反転した反転制御信号により制御し、制御信号または反転制御信号の方向判別符号が、正の時はショックアブソーバb1 ,b2 の伸行程側を制御信号または反転制御信号に応じて可変制御し、負の時はショックアブソーバb1 ,b2 の圧行程側を制御信号または反転制御信号に応じて可変制御する減衰力特性制御手段fを備える。
請求項(抜粋):
車体側と各車輪側との間に介在されていて伸側・圧側の一方の行程側の減衰力特性を可変制御する時はその逆行程側が低減衰力特性に固定される構造の減衰力特性変更手段を有したショックアブソーバと、少なくとも前輪位置のばね上上下速度を検出するばね上上下速度検出手段と、左右両前輪の車輪速度及び左右両後輪のうち少なくとも一方の車輪速度を検出する車輪速センサと、各車輪速センサから得られる前輪と後輪の車輪速度の平均値から車両のピッチレートを求めるピッチレート検出手段と、ピッチレート検出手段で検出されたピッチレートが所定のしきい値未満である時は、前輪位置及び後輪位置のショックアブソーバの減衰力特性を前輪位置のばね上上下速度に基づく制御信号により制御し、また、ピッチレートが所定のしきい値以上になると、その後ピッチレートが所定のしきい値未満に低下した後所定の間は、前輪位置のショックアブソーバの減衰力特性を前輪位置のばね上上下速度に基づく制御信号により制御する一方で、後輪位置のショックアブソーバの減衰力特性を前輪位置のばね上上下速度に基づく制御信号の位相を反転した反転制御信号により制御し、制御信号または反転制御信号の方向判別符号(ばね上上下速度が上向きで正、下向きで負)が、正の時はショックアブソーバの伸行程側を制御信号または反転制御信号に応じて可変制御し、負の時はショックアブソーバの圧行程側を制御信号または反転制御信号に応じて可変制御する減衰力特性制御手段と、を備えたことを特徴とする車両懸架装置

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