特許
J-GLOBAL ID:200903088637953818

超電導加速空洞の振動防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-307404
公開番号(公開出願番号):特開平9-148099
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 超電導加速器をパルス運転しても超電導加速空洞の振動を防止することにより剛性を高め、良好な加速性能を確保する。【解決手段】 超電導加速空洞3の外周面はベローズ形状となっており、2つの振動防止材20,30により挾持されている。振動防止材20,30は、半円外筒21,31にノコギリ刃状スティフナ23,33を溶接して構成されている。スティフナ23,33には空洞3の外周面に緊密に嵌合する凹凸部がある。よって振動防止材20,30をボルト・ナット40で締着すると、スティフナ23,33が空洞3の外周面に緊密に密着・嵌合し、空洞3の変形を防ぐ。
請求項(抜粋):
外周面形状がベローズ状になっている超電導加速空洞の振動を防止するため、超電導加速空洞を間にして2つの振動防止材を締着することにより、2つの振動防止材が超電導加速空洞に緊密に密着して挾持する振動防止構造であって、前記振動防止材は、円筒を軸方向に沿い半割りした形状の半円外筒と、この半円外筒の内周面で且つ周方向に沿う複数位置において軸方向に沿い延びて形成されると共に挾持状態では超電導加速空洞の外周面に緊密に嵌合する凹凸部を有するノコギリ刃状スティフナとで構成されていることを特徴とする超電導加速空洞の振動防止構造。

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