特許
J-GLOBAL ID:200903088645193490

臭気移行の極めて少ない全熱交換器用素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井手 巍
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-157222
公開番号(公開出願番号):特開平5-309771
出願日: 1992年05月03日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【構成】吸湿剤として相対湿度40%以上において吸着平衡等温線が急激に上昇することなく高湿度から低湿度に移行する場合の吸着平衡等温線がヒステレシス現象を起さず吸着された湿分が毛管凝縮を起さない吸湿剤たとえばA型またはRD型のシリカゲルを主成分として使用し、金属、プラスチツクス、セラミックス繊維紙等のシートの表面に接着剤を塗布して上記吸湿剤の微粒子を固着させた全熱交換器用素材を得、この全熱交換器用素材をコルゲート成形および積層して全熱交換器用素子を得る。【効果】各種臭気ガスを含む空気を外気または還気とする場合にこの臭気ガスが全熱交換器を介して給気中に移行するのをほぼ防止し得る。接着剤に上記吸湿剤の微粒子および化学発泡剤を混入し、該化学発泡剤を加熱発泡させれば接着剤層に埋没している部分の吸湿剤の微粒子も連通孔により空気との湿気交換を行ない得るので全熱交換効率を上昇することができる。
請求項(抜粋):
相対湿度40%以上において吸着平衡等温線が急激に上昇することなく高湿度から低湿度に移行する場合の吸着平衡等温線がヒステレシス現象を起さず即ち吸着された湿分が毛管凝縮を起さない吸湿剤を使用し、シートの表面に接着剤を介して該吸湿剤の微粒子を固着させ、該シートをハニカム状に積層成形してなる臭気移行の極めて少ない全熱交換器用素子。
IPC (2件):
B32B 3/28 ,  F28F 3/00 311
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-106396
  • 特開平3-232517

前のページに戻る