特許
J-GLOBAL ID:200903088646386560

廃塩酸処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生形 元重 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-292277
公開番号(公開出願番号):特開平8-133743
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 培焼方式により廃塩酸から酸化第二鉄および塩酸を回収する際に、その回収率を高める。廃塩酸からシリカを分離除去する工程で生じるシリカ凝集沈澱液の中和に使用する中和剤を節減する。【構成】 沈降タンク3で廃塩酸の濃縮液Cからシリカを凝集沈澱分離して、その濃縮液を培焼炉4に送る。沈降タンク3に生じたシリカ凝集沈澱液Lのうち、別ラインで発生した6価クロム廃酸Mの還元に必要な量のシリカ凝集沈澱液L1を還元槽9に送り、還元に使用後、中和剤Nにより中和する。残りのシリカ凝集沈澱液L2を濾過器16に送り、シリカフロックを除去して濃縮液Cのラインに戻す。
請求項(抜粋):
鋼材の酸洗工程で発生する廃塩酸を濃縮し、その濃縮液からシリカを凝集沈澱分離除去したのち、その濃縮液を培焼炉に供給して酸化第二鉄と塩化水素ガスとに熱分解することにより、廃塩酸から酸化第二鉄および塩酸を回収する廃塩酸処理方法において、廃塩酸の濃縮液からシリカを凝集沈澱分離除去する過程で生じるシリカ凝集沈澱液の一部または全部を濾過器に通し、シリカフロックを分離してから前記濃縮液のラインへ還流させることを特徴とする廃塩酸処理方法。
IPC (4件):
C01G 49/06 ,  B09B 3/00 ,  C01B 7/01 ,  C02F 1/52

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