特許
J-GLOBAL ID:200903088650480708

電気的アドレス可能受動素子、その電気的アドレシング方法、ならびに素子および方法の使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-504225
公開番号(公開出願番号):特表2001-503183
出願日: 1998年06月17日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】データの登録、格納および/または処理のための電気的アドレス可能受動素子は、物理的または化学的状態変化を呈することができる、連続的またはパターン化構造(S)という形態の機能性媒体(1)を備える。機能性媒体(1)は、個個にアドレス可能なセル(2)を備え、登録または検出値を表わし、当該セルに対して所定の論理値が割り当てられる。セル(2)は、電極手段(E)内のアノード(3)とカソード(4)との間に配され、電極手段(E)はセル内の機能媒体と接触し、それを介した電気的結合を行う。機能性媒体は、非線形インピーダンス特性を有し、これによってセル(2)に直接エネルギを供給し、セルの状態に変化を与えることができる。受動素子の電気的アドレシング方法では、アドレシングが、とりわけ、検出および登録のための動作、ならびにセルに割り当てられた論理値の書き込み、読み出しおよびスイッチングのための動作から成り、電気エネルギをセルの機能性媒体に直接印加し、その状態を変化させ、アドレシング動作を実行する。光検出手段、立体データ記憶素子、またはデータ処理素子において使用する。
請求項(抜粋):
データの登録、格納および/または処理のための電気的アドレス可能受動素子であって、該素子が実質的に層状の連続またはパターン化構造(S)の形態の機能性媒体(1)を備え、該機能性媒体が、適切なエネルギの影響によって物理的または化学的状態変化を呈することができ、前記機能性媒体(1)が、二次元パターンに形成した、個々にアドレス可能な受動セル(2)から成り、セル(2)における所与の物理的または化学的状態が登録または検出される値を表わし、当該セルに対する所定の論理値が割り割り当てられており、前記セル(2)が、当該セルにおける前記機能性媒体(1)に直接または間接的に接触する電極手段(E)のアノード(3)とカソード(4)との間に配され、前記セルを介した直接または間接的電気結合を行い、これによって前記セル(2)に電気的エネルギを直接供給して、前記セルの物理的または化学的状態あるいは前記セルの物理的または化学的状態の変化を検出すること、複数の実質的に平行な導電体(m,n)を機能媒体(1)の各側に配し、上側および下側導体(m,n)が、実質的に直交相互関係で互いに交差すること、前記セル(2)の前記電極手段(E)が各上側および下側導電体(m,n)間の交差点に形成され、前記機能性媒体(1)内のセルおよびそれらの割り当てられた電極手段(E)がマトリクスの要素を形成し、その行および列がそれぞれ前記上側および下側の導電体(m,n)によって規定され、前記交差点において、前記上側および下側の導電体(m,n)が前記電極手段(E)の前記アノード(3)および前記カソード(4)を形成すること、および前記セル(2)の前記機能性媒体が、非線形インピーダンス特性を有し、該機能性媒体(1)が1つ以上の実質的に有機的な材料から成る均質または重層構造として形成されていることを特徴とする電気的アドレス可能受動素子。
IPC (3件):
G11C 11/42 ,  H03K 19/12 ,  H03K 19/14
FI (4件):
G11C 11/42 A ,  G11C 11/42 B ,  H03K 19/12 ,  H03K 19/14
引用特許:
出願人引用 (3件)

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