特許
J-GLOBAL ID:200903088652137946

無線受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 千幹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-233748
公開番号(公開出願番号):特開平11-074942
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 再生クロックの位相精度を向上し、かつ、無線受信装置の構成を簡略化する。【解決手段】 傾き判定部30よりIチャンネル信号Ichの傾きGを出力すると共に、FIR型フィルタ25a-1のセンタータップ係数α0を零とみなすことにより該フィルタよりトランスバーサル等化器25の入出力信号間の誤差信号Eを出力する。クロック位相検出部40は傾きGと誤差信号Eを用いて再生クロックのシンボルデータクロックに対する位相差に応じた位相信号CPSを出力し、クロック再生回路27は該位相信号に基づいて再生クロックの位相を制御し、AD変換器23,24は該再生クロックの発生タイミングで直交復調信号をAD変換しトランスバーサル等化器25を介して出力する。
請求項(抜粋):
多値直交変調信号を復調した直交復調信号に含まれるシンボルクロックに同期したクロックを再生し、該再生クロックの発生タイミングで直交復調信号をAD変換し、AD変換により得られたデータをトランスバーサル等化器を介して出力する無線受信装置において、シンボルクロックに同期したクロックを発生するクロック再生回路、前記トランスバーサル等化器に入力される同相信号(Iチャンネル信号)、直交信号(Qチャンネル信号)の一方の信号の傾きを求める傾き判定部、前記一方の信号が入力されるトランスバーサル等化器を構成するフィルタにおけるセンタータップ係数α0を零とみなした時の該フィルタの出力信号を、トランスバーサル等化器の入出力信号間の信号遅延時間を考慮した誤差信号として出力する手段、前記傾きと誤差信号を用いて再生クロックのシンボルクロックに対する位相差に応じた位相信号を出力するクロック位相検出部、を備え、クロック再生回路は前記位相信号に基づいて再生クロックの位相を制御し、AD変換器は該再生クロックの発生タイミングで直交復調信号をAD変換してトランスバーサル等化器を介して出力することを特徴とする無線受信装置。
IPC (5件):
H04L 27/22 ,  H03H 15/00 ,  H04B 7/005 ,  H04L 27/38 ,  H04L 27/01
FI (5件):
H04L 27/22 C ,  H03H 15/00 ,  H04B 7/005 ,  H04L 27/00 G ,  H04L 27/00 K

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