特許
J-GLOBAL ID:200903088658061801

氷蓄冷熱式冷暖房装置及びその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-143269
公開番号(公開出願番号):特開平5-312360
出願日: 1992年05月09日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 夜間電力を利用して蓄熱した熱エネルギーを昼間に使用する冷暖房システムで、小さな蓄熱槽で大きな温熱エネルギーを貯蔵できる蓄熱システムを提供する。【構成】 蓄熱槽(1)内に熱交換部(2)とエネルギー貯蔵部(3)とを上下に連続して形成する。この熱交換部(2)に配置した熱交換器(4)とヒートポンプ(15)のガス圧縮機(16)とを接続したヒートポンプ回路(17)に四方弁(20)を配置する。四方弁(20)の切換えで熱交換器(4)にコールドガスとホットガスとを切換供給可能に構成するとともに、エネルギー貯蔵部(3)に電熱ヒータ(27)を配置する。熱交換器(4)にホットガスを供給する温熱貯蔵時に、ヒートポンプ(15)を一定時間運転してエネルギー貯蔵部(3)に貯蔵した液体に温熱を蓄熱したのち、ヒートポンプ(15)の運転を停止するとともに電熱ヒータ(27)に通電してエネルギー貯蔵部(3)に貯蔵した液体を加熱する。
請求項(抜粋):
夜間電力を利用して蓄熱槽(1)内の熱移送液に熱エネルギーを貯蔵し、この貯蔵された熱エネルギーを昼間に冷暖房に使用する冷暖房装置において、蓄熱槽(1)の内部に熱交換部(2)とエネルギー貯蔵部(3)とを上下に連続して形成し、熱交換部(2)に熱交換器(4)を配置するとともに、この熱交換器(4)にヒートポンプ(15)のガス圧縮機(16)を接続して閉ループのヒートポンプ回路(17)を形成し、熱交換部(2)での熱交換器(4)の上側に散液管(5)を配置し、この散液管(5)にエネルギー貯蔵部(3)から導出した導液管を接続して蓄熱用熱移送液循環路(8)を形成し、ヒートポンプ(15)のヒートポンプ回路(17)に四方弁(20)を配置し、この四方弁(20)の切換えで熱交換器(4)にガス圧縮機(16)からホットガスを直接供給する状態と、ホットガスを凝縮器(19)及び膨張弁ユニット(18)を介して供給する状態とに切り換え可能に構成し、エネルギー貯蔵部(3)に電熱ヒータ(27)を配置したことを特徴とする氷蓄冷熱式冷暖房装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-272548
  • 特公昭51-013902
  • 特開昭50-088844

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