特許
J-GLOBAL ID:200903088659065495

旋回式溶融炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-253032
公開番号(公開出願番号):特開2003-065510
出願日: 2001年08月23日
公開日(公表日): 2003年03月05日
要約:
【要約】【課題】 熱分解ガスに含まれる固形物の付着で溶融室の入口部分が閉塞される恐れがなく、かつ、熱分解ガスの溶融室内での滞留時間を長く保持できる旋回式溶融炉を提供することである。【解決手段】 第1の吹き込み口5からの燃焼空気を、導入口3から導入される分解ガスの旋回流と逆向きに吹き込んで、熱分解ガスの旋回流を弱め、その下流側の第2の空気吹き込み口6からの燃焼空気で再び熱分解ガスの旋回流を強めることにより、第1の空気吹き込み口5近くでも燃焼空気を熱分解ガスと十分に混合させ、熱分解ガスの着火速度を速めて炉内温度を高温状態にし、固形物中の可燃成分を確実に燃焼させるとともに、溶融室1の壁面に捕捉される不燃物を短時間で溶融して流下させ、固形物が溶融室1上部の壁面に堆積して、溶融室1の入口部分を閉塞しないようにした。
請求項(抜粋):
溶融室の一端側に、固形物を含む熱分解ガスが溶融室内で旋回するように導入されるガス導入口と、燃焼空気が吹き込まれる第1の空気吹き込み口とを設け、この第1の空気吹き込み口の下流側に、さらに燃焼空気が吹き込まれる少なくとも第2の空気吹き込み口を設け、前記熱分解ガスを溶融室内で旋回させながら燃焼させて、前記熱分解ガスに含まれる固形物を溶融し、その燃焼排ガスと溶融したスラグを溶融室の他端側に設けた排出口に排出する旋回式溶融炉において、前記第1の空気吹き込み口からの燃焼空気を、前記熱分解ガスの旋回流を弱めるように吹き込み、前記第2の空気吹き込み口からの燃焼空気を、この弱められた熱分解ガスの旋回流を強めるように吹き込むようにしたことを特徴とする旋回式溶融炉。
IPC (5件):
F23G 5/00 115 ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/027 ,  F23G 5/32 ,  F23G 5/50
FI (5件):
F23G 5/00 115 Z ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/027 Z ,  F23G 5/32 ,  F23G 5/50 H
Fターム (8件):
3K061AB03 ,  3K061BA06 ,  3K061DB15 ,  3K061LA06 ,  3K061LA07 ,  3K061LA08 ,  3K062AB03 ,  3K062AC19

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