特許
J-GLOBAL ID:200903088659949504

工具刃先位置計測補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮地 暖人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-084161
公開番号(公開出願番号):特開平7-266194
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】工具の刃先位置を計測するためのタッチセンサ部及び機械基部が室温の変化により熱変形しても、刃先位置の補正を行って高精度な加工ができる。【構成】設置場所近傍又は加工領域の室温を検出する室温検出部16と、回動自在な計測アームに設けられ、工具との接触信号を送出するタッチセンサと、この接触部位置と機械原点との距離として設定されたタッチセンサ位置設定データが記憶されるタッチセンサ位置設定データメモリ24とを有する。室温データに基づいて、機械基部及び計測アームの熱変形量を各々求める熱変形量演算部20を設ける。計測アームの熱変形演算結果とタッチセンサ位置設定データとから現在の室温時のタッチセンサ位置設定データを求め、工具補正データを求めるとともに、機械基部の熱変形演算結果から機械原点位置をシフトする修正演算部21と、工具補正データを各々の工具に対応させて記憶している工具オフセット量メモリ部22とを備える。
請求項(抜粋):
数値制御旋盤の主軸に対してこの主軸軸線方向及び主軸軸線と直交する方向に相対的に移動位置決め制御される刃物台に設けられた工具の刃先位置を計測してこの工具の工具補正データを求める工具刃先位置計測補正装置において、前記数値制御旋盤設置場所近傍又は加工領域の室温を検出する室温検出部と、前記数値制御旋盤基部に一端部が回動自在に設けられた計測アームと、この計測アームの他端部に設けられ、前記工具に接触したときに接触信号を送出するタッチセンサと、このタッチセンサの接触部位置と前記数値制御旋盤に設けられた機械原点との距離として設定されたタッチセンサ位置設定データが記憶されるタッチセンサ位置設定データメモリと、前記室温検出部からの室温データに基づいて、前記機械基部及び前記計測アームの熱変形量を各々求める熱変形量演算部と、この熱変形量演算部での前記計測アームの熱変形演算結果と前記タッチセンサ位置設定データメモリのタッチセンサ位置設定データとから現在の室温時のタッチセンサ位置設定データを求めタッチセンサ位置設定データメモリに記憶させ、この現在の室温時のタッチセンサ位置設定データと前記工具に前記タッチセンサが接触したときの位置データとからこの工具の工具補正データを求めるとともに、前記機械基部の熱変形演算結果から前記機械原点位置をシフトする修正演算部と、前記工具補正データを各々の工具に対応させて記憶している工具オフセット量メモリ部とを備えたことを特徴とする工具刃先位置計測補正装置。
IPC (4件):
B23Q 15/18 ,  B23Q 15/00 307 ,  B23Q 17/00 ,  B23Q 17/22

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