特許
J-GLOBAL ID:200903088668802281

車両動特性制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-249953
公開番号(公開出願番号):特開平9-086429
出願日: 1995年09月27日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【目的】異常時の動作補償のために二つの演算処理装置を有し、その夫々が、操舵角の検出値から車両を直進走行させるに足るステアリングホイールの中立舵角を減じて得られる実操舵角に基づいて車両動特性を制御する制御量を算出設定する場合に、算出される中立舵角のずれをなくして必要な制御量を確保する。【構成】同等の演算処理を実行する二つのマイクロコンピュータで、何れか一方のマイクロコンピュータが車両の直進走行又は近似直進走行状態を検出して、ステアリングホイールの中立舵角算出条件が成立したら、それを他方のマイクロコンピュータに伝送して、双方のマイクロコンピュータが、例えば当該直進走行又は近似直進走行状態で得られた左右方向への最大操舵角θMAX(L)MAX(R)の平均値から同時に又はほぼ同時に中立舵角θCMを算出する構成とした。
請求項(抜粋):
車速を検出する車速検出手段と、車両の走行距離を検出する走行距離検出手段と、ステアリングホイールに入力された回転角度を検出する回転角度検出手段と、車両の直進又は近似直進走行状態に相当する予め設定された所定の中立範囲内に前記ステアリングホイールの回転角度があることを検出する中立状態検出手段とを備え、少なくとも二以上の演算処理装置を有して、その夫々が前記各検出手段で検出された検出信号を含む入力信号に基づいて車両動特性を制御する動特性制御手段を備えた車両動特性制御装置において、前記動特性制御手段に備えられた二以上の演算処理装置の夫々は、少なくとも前記中立状態検出手段によりステアリングホイールの回転角度が前記所定の中立範囲内にあることが検出され且つ前記車速検出手段で検出された車速検出値が所定の車速範囲内にあり且つ前記回転角度検出手段で検出されたステアリングホイールの回転角度検出値が所定の回転角度範囲内である所定時間毎又は前記走行距離検出手段で検出された走行距離検出値が所定の走行距離となる毎にステアリングホイールの中立位置を検出するための条件を設定する中立位置検出条件設定手段を備え、前記二以上の演算処理装置の夫々は、各演算処理装置に備えられた前記何れかの中立位置検出条件設定手段が前記ステアリングホイールの中立位置を検出するための条件を設定したときに当該ステアリングホイールの中立位置を検出する中立位置検出手段と、前記中立位置検出手段で検出されたステアリングホイールの中立位置検出値及び前記回転角度検出手段で検出されたステアリングホイールの回転角度検出値から実質的なステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角検出手段と、前記操舵角検出手段で検出されたステアリングホイールの操舵角検出値に基づいて前記車両の動特性を制御するための制御量を算出する制御量算出手段とを備えたことを特徴とする車両動特性制御装置。
IPC (6件):
B62D 7/14 ,  B60G 17/015 ,  B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00
FI (3件):
B62D 7/14 A ,  B60G 17/015 Z ,  B62D 6/00

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