特許
J-GLOBAL ID:200903088670769526
可変容量圧縮機の容量制御弁機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-171180
公開番号(公開出願番号):特開2000-009033
出願日: 1998年06月18日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 弁体のシール断面積及びベローズ側の設計条件を変えずに吸入圧力制御特性を変更できる制御機構の提供。【解決手段】 可変容量圧縮機の吐出室57及びクランク室61を連絡する第1の連通路71、圧力室17及びクランク室61を連絡する第2の連通路23,24,28、吸入室58又はクランク室61内の圧力を感知し伸縮する感圧手段5、感圧手段5に一端が当接した伝達ロッド12、弁室16に配置され感圧手段5の伸縮に応じて第1の連通路71を開閉する弁体15、弁体15の一端を押圧するばね19、並びにばね19の他端に当接し、吐出室57の圧力が作用してばね19の変位量を調整する感圧ロッド21を備える。弁体15の一端は、圧力室17に突出すると共に、弁体15の一端の受圧面積及び弁体15の他端の受圧面積を調整して、弁体15の開閉方向に作用する吐出室57及びクランク室61内の圧力の力を相殺する。
請求項(抜粋):
吐出室、吸入室、及びクランク室とを備えた可変容量圧縮機に設けられ、前記クランク室の圧力を調整することによってピストンストロークを制御するための容量制御弁機構において、前記吐出室と連通した弁室と、前記弁室と区画形成された圧力室と、前記吐出室と前記クランク室とを連絡する第1の連通路と、前記圧力室と前記クランク室とを連絡する第2の連通路と、前記吸入室内の圧力又は前記クランク室内の圧力を感知して伸縮する感圧手段と、前記感圧手段に一端が当接して、前記弁室に至るように挿通可能に支持された伝達ロッドと、前記弁室に配置され、前記伝達ロッドの他端に当接し、前記感圧手段の伸縮に応じて前記第1の連通路を開閉する弁体と、前記弁体を挿通可能に支持する弁ガイド部と、前記弁体の一端を押圧するばねと、前記ばねの他端に当接し前記吐出室の圧力が作用して前記ばねの変位量を調整する感圧ロッドとを備え、前記弁体の一端は、前記圧力室に突出するとともに、前記弁体の一端の受圧面積と前記弁体の他端の受圧面積を調整して、前記弁体の開閉方向に作用する前記吐出室内の圧力及び前記クランク室内の圧力の力を排除したことを特徴とする可変容量圧縮機の容量制御弁機構。
IPC (2件):
FI (2件):
F04B 27/08 S
, F16K 31/126 Z
Fターム (15件):
3H056AA01
, 3H056BB24
, 3H056BB50
, 3H056CA06
, 3H056CB03
, 3H056CD06
, 3H056DD08
, 3H056DD10
, 3H056EE06
, 3H056GG13
, 3H076AA06
, 3H076BB32
, 3H076BB34
, 3H076CC41
, 3H076CC85
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