特許
J-GLOBAL ID:200903088672542618

内燃機関の冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-152585
公開番号(公開出願番号):特開平10-339136
出願日: 1997年06月10日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 新たな制御装置を追加せずに簡単な構成で内燃機関の低温始動性の向上及び暖機運転時間の短縮が実現できる内燃機関の冷却装置を提供する。【解決手段】 サーモスタット収納部4に収納されたサーモスタット3により、温度が第1の基準温度値以下の時に第1の弁体31がサーモスタット収納部の第1の入口41を閉じて機関からの冷却水をラジエータバイパス通路15でサーモスタット収納部の第2の入口42に導き、温度が第2の基準温度値以上の時には第2の弁体32が第2の入口42を遮断する内燃機関の冷却装置において、サーモスタット収納部の第2の入口42の近傍に位置する第3の入口43とウォータポンプの吐出側とを連通するウォータポンプバイパス通路16を設けると共に、温度が第2の基準温度値より低い第3の基準温度値以上の時に第3の入口43を遮断する第3の弁体33とをサーモスタット3に設けて内燃機関の冷却装置10を構成する。
請求項(抜粋):
内燃機関の内部冷却水通路出口とラジエータの冷却水入口とを接続する機関出口通路と、ラジエータの冷却水出口とサーモスタット収納部の第1の入口とを接続するラジエータ出口通路と、サーモスタット収納部の出口とウォータポンプの冷却水入口とを接続するサーモスタット出口通路と、前記ウォータポンプの冷却水出口と内燃機関の内部冷却水通路入口とを接続する機関入口通路と、前記機関出口通路と前記サーモスタット収納部の第2の入口とを接続するラジエータバイパス通路と、前記サーモスタット収納部に収納され、前記第2の入口に臨んで配置された感温部材とこの感温部材によって駆動される第1と第2の弁体を有するサーモスタットとを備え、温度が第1の基準温度値以下の時には前記第1の弁体が前記第1の入口を遮断し、温度が第2の基準温度値以上の時には前記第2の弁体が前記第2の入口を遮断する内燃機関の冷却装置において、前記サーモスタット収納部の第2の入口の近傍に位置する第3の入口と、この第3の入口と前記機関入口通路とを連通するウォータポンプバイパス通路と、前記感温部材により駆動され、温度が前記第2の基準温度値より低い第3の基準温度値以上の時に、前記第3の入口を遮断する第3の弁体と、を設けたことを特徴とする内燃機関の冷却装置。

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