特許
J-GLOBAL ID:200903088677579900

誘導電動機の制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-187086
公開番号(公開出願番号):特開平10-032990
出願日: 1996年07月17日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 負荷の種類に拘わらず軽負荷時の効率低下を抑制できる電圧形PWMインバータによる誘導電動機の制御方式を提供すること。【解決手段】 誘導電動機8の駆動電源に電圧形インバータを用い、その主回路7のゲート制御を正弦波近似PWM信号発生器6で行って電動機8を可変速駆動する場合、1次電流として二相の電流瞬時値i<SB>u</SB>、i<SB>w</SB>を検出する。電流瞬時値i<SB>u</SB>、i<SB>w</SB>と正弦波近似PWM信号発生器6からの出力電圧指令正弦波の位相データθを用い、座標変換器10において出力電圧指令正弦波と同位相の有効電流成分I<SB>α</SB>とπ/2位相差の無効電流成分I<SB>β</SB>に分離する。I<SB>α</SB>/I<SB>β</SB>=A<SB>det</SB>を求め、これを負荷トルクの判定値とする。A<SB>det</SB>を基準設定値A<SB>ref</SB>と比較し、A<SB>det</SB>>A<SB>ref</SB>の場合は電圧増加、A<SB>det</SB><A<SB>ref</SB>の場合は電圧低減の制御をする。軽負荷時は、V/f一定制御方式での値の50%を最低とする下限値を設定する。
請求項(抜粋):
電圧形PWMインバータを用いて誘導電動機の可変速駆動を行う制御方式において、誘導電動機の1次電流を検出し、出力電圧指令との位相差から電流を有効電流成分と無効電流成分に分離し、この比が適用する誘導電動機の効率が最大となる場合の値となるように出力電圧を調節することを特徴とする誘導電動機の制御方式。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • インバータ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-293324   出願人:松下電器産業株式会社, 松下冷機株式会社
  • 特開昭64-081679
  • 特開昭64-081679

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