特許
J-GLOBAL ID:200903088679085255

内燃機関の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-113686
公開番号(公開出願番号):特開平5-179986
出願日: 1992年05月06日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 冷えた機関において低蒸気圧燃料の蒸発を助長する追加の圧縮行程と追加の膨張行程を含む可変タイミング式排気弁をもつ2サイクル機関の運転方法を提供する。【構成】 第1工程でピストンがBDCからTDCへ移動し、吸気口を閉鎖し、排気弁を閉じ、燃料をシリンダに噴射する。第2行程で、ピストンがTDCからBDCへ移動し、排気弁を閉鎖位置に維持し、燃料空気混合物の圧力を低下させ混合物を若干蒸発させる。第3行程でピストンがBDCからTDCへ移動し、燃料空気混合物の圧力を増大させ、混合物を火花点火する。第4行程でピストンがTDCからBDCへ移動し、燃料空気混合物を膨張させ、その後排気弁と吸気口を開き、排気ガスをシリンダから追い出す。一旦機関が熱くなると、弁アクチュエータが2サイクル運転に移行させる。
請求項(抜粋):
シリンダ中を往復動するピストンと、空気をシリンダ内に入れるための吸気口手段と、クランクシャフト位置とは無関係に弁アクチュエータ手段によって開閉される排気弁と、火花点火手段と、燃料噴射手段とを備えた型式の内燃機関の運転方法において、4サイクル中に下記の段階を含むこと、即ち、ピストンがBDCからTDCへ移動する第1工程中に、前記吸気口手段を経て空気をシリンダに入れ、前記ピストンの運動によって吸気口手段を閉鎖し、排気弁を閉じ、そして燃料をシリンダ内に噴射すること、ピストンがTDCからBDCへ移動する第2行程中に、排気弁を閉鎖位置に維持し、それによって燃料空気混合物の圧力を低下させること、ピストンがBDCからTDCへ移動する第3行程中に、燃料空気混合物の圧力を増大させ、その後前記混合物を火花点火すること、ピストンがTDCからBDCへ移動する第4行程中に、点火された燃料空気混合物を膨張させ、その後前記排気弁と前記吸気口を開き、それによって排気ガスをシリンダから追い出すことを含むことを特徴とする運転方法。
IPC (4件):
F02B 69/06 ,  F01L 9/04 ,  F02B 25/04 ,  F02B 33/44

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