特許
J-GLOBAL ID:200903088680352879

誘電体磁器組成物の誘電特性制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茂見 穰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-203347
公開番号(公開出願番号):特開平5-024845
出願日: 1991年07月19日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 優れた誘電特性を再現性よく且つ安価に発現させることができ、また同一の仮焼粉体を用いても発現する誘電特性を自由に制御できるようにする。【構成】 一般式ABO3 又はA1-x BO3-x で表されるペロブスカイト型構造で、AサイトにBaやSr等のアルカリ土類金属イオンを導入した組成物の仮焼品を粉砕し焼成する方法である。仮焼品を極性溶媒中で粉砕し、その際の粉砕条件の選択によりアルカリ土類金属イオンの溶媒への溶出量を調整し、得られるスラリーから液体分を除去して固体分のみを乾燥し、焼結に用いる。特にBサイトにMg,Zn,Taを導入した組成物の場合に有効である。
請求項(抜粋):
一般式ABO3 又はA1-x BO3-x で表されるペロブスカイト型構造の組成物(但し、xはペロブスカイト構造の格子欠陥として許容される範囲内で、Aサイトにアルカリ土類金属イオンを導入したもの)の仮焼品を粉砕し焼成する方法において、前記仮焼品を極性溶媒中で粉砕し、その際の粉砕条件の選択によりアルカリ土類金属イオンの溶出量を調整し、得られるスラリーを固液分離して液体分を除去し、固体分のみを乾燥して焼結に用いることを特徴とする誘電体磁器組成物の誘電特性制御方法。
IPC (3件):
C01G 35/00 ,  C01B 13/14 ,  C01G 9/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-261002

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