特許
J-GLOBAL ID:200903088681694951
組織幹細胞採取方法及びそれを利用した装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-134826
公開番号(公開出願番号):特開2005-287479
出願日: 2004年03月31日
公開日(公表日): 2005年10月20日
要約:
【課題】簡便な組織幹細胞採取方法を提供すること。【解決手段】生体組織から穿刺針を用いて採取した組織片から特定の組織幹細胞を得る際、閉鎖系で(1)細孔径200〜300μmフィルターに通過させることで組織片から血球成分を除去する工程、(2)抗生物質を含有したリン酸緩衝液で洗浄する工程、(3)得られた組織片に酵素処理を施し細胞懸濁液とする工程、(4)比重の軽い細胞を浮かせることで目的の細胞と分離させる工程、(5)その目的の細胞の懸濁液を再び、細孔径250〜300μmフィルターを通過させる工程、(6)さらに細孔径20〜40μmフィルターに通過させる工程、(7)遠心分離、及びまたは400〜500nmフィルターを通過させることで細胞懸濁液より目的の細胞を得る工程、を経ること。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
生体組織から穿刺針を用いて採取した組織片から特定の組織幹細胞を得る際、閉鎖系で
(1)細孔径200〜300μmフィルターに通過させることで組織片から血球成分を除去する工程、
(2)抗生物質を含有したリン酸緩衝液で洗浄する工程、
(3)得られた組織片に酵素処理を施し細胞懸濁液とする工程、
(4)比重の軽い細胞を浮かせることで目的の細胞と分離させる工程、
(5)その目的の細胞の懸濁液を再び、細孔径250〜300μmフィルターを通過させる工程、
(6)さらに細孔径20〜40μmフィルターに通過させる工程、
(7)遠心分離、及びまたは400〜500nmフィルターを通過させることで細胞懸濁液より目的の細胞を得る工程、
を経ることを特徴とする組織幹細胞採取方法。
IPC (3件):
C12N5/06
, C12M3/06
, C12M3/08
FI (3件):
C12N5/00 E
, C12M3/06
, C12M3/08
Fターム (6件):
4B065AA90X
, 4B065AA93X
, 4B065BD14
, 4B065BD15
, 4B065BD18
, 4B065BD45
引用特許:
審査官引用 (1件)
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脂肪由来の幹細胞および格子
公報種別:公表公報
出願番号:特願2000-603416
出願人:ユニヴァーシティオヴピッツバーグオヴザコモンウェルスシステムオヴハイアーエデュケーション, ザリージェンツオヴザユニヴァーシティオヴカリフォルニア
引用文献:
審査官引用 (5件)
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J. Clin. Invest., 1983, vol. 71, 1822-1829
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Mol. Biol. Cell, 2002, vol. 13, 4279-4295
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J. Cell. Physiol., 2001, vol. 189, 54-63
-
Tissue Eng., 2001, vol. 7, 211-228
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J. Clin. Endocrinol. Metab., 1987, vol. 64, 832-835
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