特許
J-GLOBAL ID:200903088684906763

オゾン殺菌装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 昌俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-122845
公開番号(公開出願番号):特開平10-295789
出願日: 1997年04月28日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 オゾン分解触媒が設けられたオゾン分解室の気密性を向上させてオゾン発生効率及びオゾン分解効率を向上させ、ランニングコストの低減化とオゾン分解触媒の寿命の向上を図ること。【解決手段】 処理チャンバ5の中央には分岐室5Dと送風室5Eが隣接しており、これらを取り囲むように凹字形状のオゾン分解室5Cが配置される。各室は直線状に位置する第1〜第3のスライドダンパ7A〜7Cの開閉で選択的に連通される。オゾン殺菌時には第2のスライドダンパ7Bのみ開放され、分岐室5Dと送風室5Eが連通された状態でオゾン供給手段20からのオゾンが空気中に含まれ殺菌ブース2に供給される。このときオゾン分解室5Cは隔離状態にある。
請求項(抜粋):
殺菌処理を行う殺菌ブースと、該殺菌ブースに対してオゾンを含む空気を供給するための第1の処理と該殺菌ブース内の空気を取リ込みオゾンを分解するための第2の処理とを選択的に行う処理チャンバとを備えて成るオゾン殺菌装置において、前記処理チャンバが、前記殺菌ブースからの空気を受け取る分岐室と、該分岐室に隣接して設けられ前記殺菌ブースに対し空気を送り込むための送風手段が配置される送風室と、前記分岐室と該送風室との間の隔壁に設けられた前記分岐室と該送風室を連通させる第1の開口と、前記隔壁と対向する前記分岐室の壁部に設けられた第2の開口と、前記隔壁と対向する前記送風室の壁部に設けられた第3の開口と、前記第2の開口を介して前記分岐室において受け取られた空気を取り込んでオゾン分解し前記第3の開口を介して前記送風室へ送るためのオゾン分解室と、前記第1乃至第3の開口をそれぞれ開閉するための押しあて式の第1乃至第3ダンパとを具備して成り、該第1乃至第3ダンパにより前記第1の開口と前記第2及び第3の開口とを相互に逆状態に開閉するようにしたことを特徴とするオゾン殺菌装置。

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