特許
J-GLOBAL ID:200903088686718417

文字認識装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-069940
公開番号(公開出願番号):特開平8-272907
出願日: 1995年03月28日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】複数の認識手法による認識結果を効果的に統合できるようにする。【構成】認識部2-1〜2-Nでの認識手法#1〜#Nによる認識結果を認識統合部3で受けて、認識手法i#による認識の結果、候補文字wq が第xqi候補に現れるとした場合に、文字wq に関する認識候補順位ベクトルXq =(xq1,xq2,...,xqN)を引数とする評価関数f(Xq )を用い、評価値の大きい順に候補文字を出力する。この評価関数は、多数の学習用サンプルデータを認識部2-1〜2-Nで認識して得られる認識候補順位ベクトルにつき、P(X)=(Xに出現する候補文字が正解である頻度総数)/(Xに出現する候補文字の頻度総数)を求め、入力X、出力P(X)の組を、入力層の素子数N、出力層の素子数1の3層以上のニューラルネットワークで誤差逆伝播アルゴリズムにより認識統合評価関数学習部4で学習させて得られる当該ネットワークの入出力特性をもって求められる。
請求項(抜粋):
第1乃至第N認識手法(Nは2以上の整数)による文字認識を行う第1乃至第Nの文字認識手段と、この第1乃至第Nの文字認識手段からの同一認識対象に対する各認識結果情報を用いて新しい認識結果を出力する認識統合手段であって、第i認識手法(i=1,2,...,N)によって認識した結果、候補文字wq が第xqi候補に現れるとした場合に、文字wq に関する認識候補順位ベクトルXq =(xq1,xq2,...,xqN)を引数とする評価関数f(Xq )を用いて、その評価値の大きい順に候補文字を出力する認識統合手段と、この認識統合手段で用いる評価関数f(X)を学習により決定する認識統合評価関数学習手段であって、多数の学習用サンプルデータを実際に前記第1乃至第N文字認識手段で認識して得られる認識候補順位ベクトルについて、P(X)=(Xに出現する候補文字が正解である頻度総数)/(Xに出現する候補文字の頻度総数)で定義されるP(X)を求め、入力X、出力P(X)の組を、入力層の素子数N、出力層の素子数1の3層以上のニューラルネットワークで誤差逆伝播アルゴリズムによって学習させて得られるニューラルネットワークの入出力特性関数をもって前記評価関数f(X)とする認識統合評価関数学習手段とを具備することを特徴とする文字認識装置。
IPC (4件):
G06K 9/62 650 ,  G06F 15/18 560 ,  G06K 9/66 ,  G10L 5/06
FI (4件):
G06K 9/62 650 A ,  G06F 15/18 560 E ,  G06K 9/66 ,  G10L 5/06 B

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