特許
J-GLOBAL ID:200903088690529670

GPS受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-144635
公開番号(公開出願番号):特開平8-338865
出願日: 1995年06月12日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】ルックアップテーブルを用いることなく搬送波を発生可能とし、これにより回路規模の低減を図ることを可能とする。【構成】受信搬送波周波数とサンプリング周波数f1 との比を上位からn番目のビットが2-nの値をそれぞれ示すmビットの2進データで示した設定データを前サンプリングタイミングにおける加算結果に加算器61dにて加算し、この加算結果のうちの下位mビットを少なくとも次のサンプリングタイミングまで位相保持レジスタ61cにて保持する。そして位相保持レジスタ61cに保持されたデータの最上位1ビットを、NOT回路61dにより論理を反転させた上で2値搬送波のうちの正弦波分として出力し、また位相保持レジスタ61cに保持されたデータの上位2ビットの各ビットどうしの排他的論理和の反転論理をNXOR回路61eで得て前記2値搬送波のうちの余弦波分として出力するようにした。
請求項(抜粋):
GPS信号を所定の中間周波数f0 にダウンコンバートする中間周波処理手段と、この中間周波処理手段により得られた中間周波信号を2×f0 以上の所定のサンプリング周波数f1 でサンプリングして2値化する2値化手段と、この2値化手段により得られた2値受信信号を内部で生成された所定の2値搬送波により復調した上で、所定の擬似ランダムノイズとの相関を求める相関手段と、この相関手段にて求められた相関に基づいて所定の航法情報や受信搬送波周波数の検出を行う信号処理手段と、この信号処理手段にて検出された前記航法情報に基づいて所定の航法処理を行う航法処理手段と、前記信号処理手段から前記受信搬送波周波数と前記サンプリング周波数f1 との比を上位からn番目のビットが2-nの値をそれぞれ示すmビットの2進データで示した設定データを受け、この設定データに対応する周波数の2値搬送波を発振して前記相関手段へと与える搬送波発振手段とを具備してなり、かつ前記搬送波発振手段は、前記設定データを前サンプリングタイミングにおける加算結果に加算する加算手段と、この加算手段での加算結果のうちの下位mビットを少なくとも次のサンプリングタイミングまで保持する保持手段と、この保持手段に保持されたデータの最上位1ビットを前記2値搬送波のうちの正弦波分として出力する正弦波生成手段と、前記保持手段に保持されたデータの上位2ビットの各ビットどうしの排他的論理和を前記2値搬送波のうちの余弦波分として出力する余弦波生成手段とを具備してなることを特徴とするGPS受信機。

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