特許
J-GLOBAL ID:200903088697615822

可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-328159
公開番号(公開出願番号):特開2003-129952
出願日: 2001年10月25日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
【要約】【課題】 揺動板型可変容量圧縮機において、揺動板の回り止め機構を等速自在継ぎ手によって構成し、構造が簡素で安価に製造することができるものとする。【解決手段】 ピストン8を駆動する揺動板6と、それを駆動するドライブプレート5とを支持するための回転しないセンターシャフト14を、駆動軸4の延長線上において該軸4と半径方向に重ならないように設ける。揺動板6の一部である外輪12の内面に複数本の案内溝121が形成されると共に、センターシャフト14の頭部である球形部141の外周面にも軸方向の案内溝142が形成されて、それらの間に鋼球15が挿入され、リテーナ18によって所定の位置に保持される。これらの部分は等速自在継ぎ手を構成するので、ドライブプレート5が駆動軸4と共に回転するときに揺動板6が行う運動は純粋の揺動運動となり、往復回転運動の成分を全く含まないから、振動及び騒音の原因とならない。
請求項(抜粋):
ベアリングを介してハウジングによって軸承されて動力源からの回転動力を受け入れる駆動軸と、該駆動軸に連結されて回転すると共に該駆動軸に対して傾斜することができるドライブプレートと、ベアリングを介して前記ドライブプレートによって支持されることにより同じ傾斜角度をとるが回転は阻止される揺動板と、該揺動板に連結されて往復運動をすると共にシリンダボア内に挿入されて流体を吸入及び圧縮するピストンと、前記ドライブプレートと前記揺動板を支持するために前記駆動軸に対して半径方向に重ならないように前記駆動軸の延長線上において軸方向に進退可能に且つ回転しないように前記ハウジングによって支持されたセンターシャフトと、前記揺動板の回転を阻止するために前記揺動板と前記センターシャフトとを連結する等速自在継ぎ手からなる回り止め機構とを備えていることを特徴とする揺動板型可変容量圧縮機。
Fターム (7件):
3H076AA06 ,  3H076BB38 ,  3H076BB41 ,  3H076CC20 ,  3H076CC32 ,  3H076CC36 ,  3H076CC83
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭60-175782
  • 特開昭60-175782
  • 揺動式圧縮機の回転阻止機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-340098   出願人:サンデン株式会社
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