特許
J-GLOBAL ID:200903088701867599

防火区画体の可燃性長尺体貫通部における防火構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 広志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-191339
公開番号(公開出願番号):特開平8-028760
出願日: 1994年07月22日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【構成】 防火区画体11の穴13に、第1の二つ割り筒体17の主円筒部29を挿入すると共に、フランジ部31を前記穴13の縁に当接させる。可燃性長尺体15の外周に耐火シール材21を巻き付ける。第2の二つ割り筒体19の連結用円筒部43で第1の二つ割り筒体17の連結用円筒部33を、補助円筒部45で耐火シール材21を締め付けるようにして、第2の二つ割り筒体19を一体に締め付け結合する。【効果】 可燃性長尺体の延焼を、熱膨張性耐火材の発泡、膨張により確実に食い止めることができる。防火区画体の片側からの作業だけで組み立てることができ、施工が簡単である。耐火シール材と第2の二つ割り筒体によって防火区画体の穴が塞がれるので、火災により発生した煙やガスが防火区画体の穴を通して流通することがない。
請求項(抜粋):
主筒部(29)の一端にフランジ部(31)を形成し、そのフランジ部(31)に主円部(29)と反対側に突出するように連結部(33)を形成し、前記主筒部(29)の内周面に熱膨張性耐火材(27)を取り付けてなる第1の二つ割り筒体(17)と、一端側に連結部(43)を、他端側に補助筒部(45)を有する第2の二つ割り筒体(19)と、耐火シール材(21)とを備え、可燃性長尺体(15)が貫通する防火区画体(11)の穴(13)に、第1の二つ割り筒体(17)の主筒部(29)を挿入すると共に、フランジ部(31)を前記穴(13)の縁に当接させ、第1の二つ割り筒体(17)の連結部(33)の外に位置する可燃性長尺体(15)の外周に耐火シール材(21)を巻き付けて、その部分の横断面形状を前記第2の二つ割り筒体(19)の補助筒部(45)とほぼ近い形に形成し、第2の二つ割り筒体(19)の連結部(43)で第1の二つ割り筒体(17)の連結部(33)を、補助筒部(45)で耐火シール材(21)をそれぞれ外周から締め付けるようにして、第2の二つ割り筒体(19)を一体に締め付け結合した、ことを特徴とする防火区画体の可燃性長尺体貫通部における防火構造体。
IPC (2件):
F16L 5/04 ,  E04B 1/94

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