特許
J-GLOBAL ID:200903088703531113

芳香族ポリカーボネート樹脂組成物およびそれからなる光学製品部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-133283
公開番号(公開出願番号):特開平10-324796
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 透明性、光学的均質性、低複屈折性等の、優れた光学的特性を備えると共に、成形加工性にも優れた芳香族ポリカーボネート樹脂組成物、およびそれからなる光学製品部材を提供する。【解決手段】 下記の成分(A)と成分(B)とからなる組成物であって、ガラス転移温度が145〜170°Cである芳香族ポリカーボネート樹脂組成物、およびそれからなる光学製品部材。成分(A);フルオレン含有芳香族ジオールに由来する構成単位10〜60モル%と、それ以外の芳香族ジオールに由来する構成単位90〜40モル%とからなる共重合体であって、フルオレン含有芳香族ジオールに由来する構成単位のブロック性を低い範囲に特定した芳香族ポリカーボネート1〜99重量%成分(B);前記成分(A)におけるフルオレン含有芳香族ジオール以外の芳香族ジオールに由来する構成単位の過半量からなる芳香族ポリカーボネート99〜1重量%
請求項(抜粋):
下記の成分(A)と成分(B)とからなる組成物であって、ガラス転移温度が145〜170°Cであることを特徴とする芳香族ポリカーボネート樹脂組成物。成分(A);下記一般式(I)【化1】(式中、それぞれのベンゼン環は置換基を有していてもよい。)で表される構成単位10〜60モル%と、下記一般式(II)【化2】(式中、R1 およびR2 は、水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基、または置換基を有していてもよいフェニル基を表し、それぞれのベンゼン環は置換基を有していてもよい。)で表される構成単位、および/または、下記一般式(III)【化3】(式中、Xは、エーテル結合、チオエーテル結合、またはスルホン結合を表し、それぞれのベンゼン環は置換基を有していてもよい。)で表される構成単位、90〜40モル%とからなる共重合体であって、前記一般式(I)で表される構成単位同士のカーボネート結合に由来する13C-NMRのピーク強度(Φ)の、前記一般式(I)で表される構成単位と前記一般式(II)または(III) で表される構成単位とのカーボネート結合に由来する13C-NMRのピーク強度(Ψ)に対する比(Φ/Ψ)が2以下である芳香族ポリカーボネート共重合体樹脂1〜99重量%成分(B);前記一般式(II)および/または(III) で表される構成単位の過半量からなる芳香族ポリカーボネート樹脂(ただし、前記一般式(I)で表される構成単位を共重合成分として含有するときは、その含有量は10モル%未満とする。)99〜1重量%
IPC (4件):
C08L 69/00 ,  G02B 1/04 ,  G11B 7/135 ,  G11B 7/24 526
FI (4件):
C08L 69/00 ,  G02B 1/04 ,  G11B 7/135 A ,  G11B 7/24 526 G

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